おいしい野菜を育てよう


    ホームガーデンのすすめ

  わたしたちは縄文の昔から森を育み、里山と共生してきました。自然の生態系に、人の生活を融合してつくられた循環型社会でした。スローライフとエコライフを兼ねた里山生活。
  ホームガーデンは、小さな庭の片隅やプランター、市民農園にもつくることができます。ここであなただけの里山生活を体験してみませんか。きっと大地とともに生きる喜びが生まれるでしょう。
  野菜づくりを始める前に

  野菜づくりは、それほど難しいことではありません。でもタネを播き、苗を植えただけで自然に育つものでもありません。おいしい野菜をつくるためには、季節や天候を見ながら作業をしていく必要があります。
  では、野菜づくりを始める前に考えておかなければならないポイントとは何でしょうか。下の一覧表をごらんください。

ポイント

  栽培の場所

  栽培には、日当たりや風通し、水はけのよいことが大切です。野菜によって日照条件や土壌条件が異なるので、まずその野菜の特性を知ることが必要です。
野菜の日照条件 野菜の土壌条件

  野菜の種類

  好きな野菜、食べたい野菜を選んでください。ただ野菜には連作障害や混植したときの相性もあるので、作付けプランをたてることが必要です。
野菜の相性 連作障害

  栽培の時期

  野菜には栽培に適した時期があります。地域や品種によっても変わりますが、やはり無理せずに旬の野菜を楽しみましょう。
日本の気候区分 まき時と作型 野菜の生育温度

  種まき・購入苗

  よい品種のよいタネを選んでください。種まきの時期をずらせば長く収穫できます。数株なら購入苗のほうが無駄がありませんが、品種が限られます。
種まき 購入苗の選び方
  野菜づくりを始めましょう

  野菜づくりの基礎知識をすこし見たら、あとは実践あるのみです。道具や用具は最初から揃えることはありません。必要を感じたときに買い足していけば事足ります。
  さんさんと降り注ぐ太陽のもとで、まずは土に触れてみてください。育っていく野菜をイメージしながら、ゆっくりと身近にある里山生活を楽しみましょう。













すずらん農園の今(180平米、宮城県川崎町、2024/04/10)

育苗中:キャベツ、レタス、トレビス、エンダイブ、ねぎ、リーキ、トマト、なす、ピーマン、とうがらし、モロヘイヤ
(一番上の通路部分以外は、一区画が300×90cmです。)
  この「ホームガーデン百科」は、「育てる」をテーマに制作を続けています。少しずつ充実させていきますので、長い目でご覧下さい。なお「野菜の育て方」のページでは、「畝幅」を「ベッド幅」の意味で使用しています。

  [ご注意]

  「ホームガーデン百科」に掲載した文章や内容は、ひとつの例としてご覧ください。もし損害が生じても責めには応じられません。

Last modified: April 08, 2024  

    リンク集


茨城県在住のたくみさんのホームページ。いろいろな野菜や果樹の特徴、家庭菜園での育て方などを紹介。

病害虫や防除のための薬剤についてもっと知りたいときは、「グリーンコミュニケーション」。住友化学園芸のホームページです。

野菜や花に限らず、畑の雑草や野山の植物についてもっと知りたいときは、「ボタニックガーデン(デジタル植物園)」。
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  写真提供: 「ボタニックガーデン」、「北海道農政部」
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