ブルーレースフラワー
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プロフィール
セリ科トラキメネ属の一年草で、学名は Trachtmene coerulea。英名は Blue laceflower。
オーストラリアから東南アジアの諸島に分布しています。茎は直立してよく分枝し、高さは30〜60センチになります。葉は3出複葉で、細かく分裂します。6月から8月ごろ、茎頂に球状の散形花序をだし、淡い青色から藤色の花を咲かせます。
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系統・品種と用途
「ブルーレースフラワー」は、弱々しい草形のわりには丈夫で、夏の花壇を彩ります。また水揚げがよく、切花にも利用されます。
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栽培のポイント
「ブルーレースフラワー」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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気候区分
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作業
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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10
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11
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12
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温暖地 |
種まき |
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植えつけ |
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花期 |
(S)
(F)
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気候区分
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まきどき (春|秋)
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開花時期 (春|秋)
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寒 地 |
04/上〜05/上 |
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07/上〜08/中 |
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寒冷地 |
03/下〜04/下 |
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06/下〜08/上 |
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温暖地 |
03/中〜04/中 |
08/下〜09/下 |
06/中〜07/下 |
05/上〜06/下 |
暖 地 |
03/上〜04/上 |
09/上〜10/上 |
06/上〜07/上 |
04/下〜06/中 |
ご注意
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発芽温度は15〜25℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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152025
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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15-25
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栽培のポイント
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寒さにはわりと強いですが、暑さには弱い植物です。
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pH
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5.06.07.0
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土壌酸度
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5.5-7.5
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栽培のポイント
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水はけのよい、ほとんど中性に近い土壌を好みます。強い酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
栽培間隔
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0-(1)
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栽培のポイント
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ほとんど連作障害はでませんが、なるべく避けるようにした方が賢明です。
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栽培のステップ
「ブルーレースフラワー」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。
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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 連結ポットや育苗箱にタネまき用土を入れ、薄くバラまきします。覆土は5ミリくらい掛けるようにします。
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(2) 本葉が2〜3枚になったら、3号ポットに鉢上げします。
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植えつけ
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(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥5kgと苦土石灰100g、有機配合肥料50gなどをすき込みます。
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(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒6に腐葉土3、堆肥1の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。
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(2) 本葉が8枚くらいになったら、日当たりと水はけのよい場所に、根鉢を崩さないように株間20〜30センチで植えつけます。鉢植えでは、6号鉢に2株が目安です。
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生育管理
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(1) 基本的に肥料は控えめに育て、元肥だけで大丈夫です。春に、有機固形肥料の置き肥を与えてもかまいません。
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(2) 土が乾いてきたら、たっぷりと水やりをしますが、乾き気味に管理します。
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(3) 耐寒性はわりとありますが、霜よけして冬越しさせます。
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(4) 草丈が伸びたら支柱を立て、倒伏を防ぎます。本葉を5〜6枚残して摘芯し、高さを抑える方法もあります。
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おもな病害虫
「ブルーレースフラワー」には、あまり病害虫がありませんが、水はけの悪い土壌や風通しの良くない場所で育てると、根腐れ病が発生します。
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病害虫名
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症状
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対策
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根腐れ病
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水はけの悪い土壌や、風通しの悪い場所で育てていると発生します。葉がしおれて茎が変色し、最終的には枯れてしまいます。
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ほかの健康な株にも伝染しますので、見つけしだい引き抜いて処分します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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