
かんざきなたね(寒咲き菜種)


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プロフィール

アブラナ科アブラナ属の一年草で、学名は Brassica campestris var. amplexicaulis。
「ちりめんはくさい」を改良した園芸品種です。耐寒性があり、年内から早春にかけて、冬枯れの花壇を明るく彩ります。
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系統・品種と用途

「かんざきなたね」は観賞用としてだけではなく、「あぶらな(油菜)」と同じように、つぼみを摘み取って食用にすることもできます。
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栽培のポイント

「かんざきなたね」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 開花 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
03/中〜04/下 |
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06/上〜07/下 |
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| 寒冷地 |
03/中〜04/下 |
08/上〜08/下 |
06/上〜07/下 |
10/上〜11/下 |
| 温暖地 |
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09/上〜10/下 |
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12/中〜04/下 |
| 暖 地 |
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09/中〜11/中 |
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12/中〜04/下 |

ご注意
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発芽温度は10〜30℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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10-20
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好み、耐寒性があります。また暑さにはやや弱い性質です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.0-6.2
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「かんざきなたね」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 3号ポットまたは連結ポットにタネまき用土を入れ、4〜5粒ずつばらまきします。
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(2) 畑やプランターに直まきしても構いません。1センチほどの覆土をして、軽く押さえ、十分に水を与えます。
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(3) 育つにつれて間引きし、本葉が2枚くらいのころに1本立ちにします。
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植えつけ
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(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥2kgと苦土石灰100g、有機配合肥料80gなどをすき込みます。
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(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。
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(3) 本葉が4〜5枚くらいのころまで育苗し、25〜30センチ間隔に植えつけます。
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(4) 直まきしたときは、本葉が2枚のころ、株間7〜8センチに間引きし、さらに本葉が5〜6枚のころに25〜30センチ間隔に間引きます。
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生育管理
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(1) 草丈が10センチくらいになったころ、株間に有機配合肥料を追肥として施します。その後、半月に1回くらいの割合で追肥を与えます。
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(2) 寒さには強いですが、寒冷地の栽培では、霜よけしたほうが賢明です。
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(3) アブラムシやコナガなどの害虫がよくつきますので、防除を怠らないようにします。
ただし、アブラナ科の植物なので、スミチオン系の殺虫剤を散布すると薬害がでます。
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おもな病害虫

「かんざきなたね」には、コナガの幼虫が大敵です。アブラムシやヨトウムシなどにも注意が必要です。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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アオムシ
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「モンシロチョウ」の幼虫で、初夏に幼虫が葉を食害します。
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見つけたら小さいうちに駆除します。
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。多発する場合には、オルトラン粒剤やオルトラン水和剤などを散布します。
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コナガ
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幼虫が、葉の裏について食害します。葉の表面が透けたように見えます。
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こまめに手で駆除するか、大量に発生した場合はパイベニカなどの殺虫剤を散布します。
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「かんざきなたね」のQ&A

Q1:「なたね」の花が咲きません。
A1:わが国で栽培されている「なたね」は、「在来なたね」と「洋種なたね」(在来なたねとキャベツの野生種との交雑種)の2種類です。花が咲かないのは、いずれも寒さにあって花芽分化していないためです。「在来なたね」はシードバーナリゼーション(種子春化)型で、タネが発芽したときから低温に感応して花芽分化します。また「洋種なたね」は、グリーンプラントバーナリゼーション(緑植物春化)型で、一定の大きさになった株が一定の低温にあうと花芽分化します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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