メランポジウム
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プロフィール
キク科メランポジウム属の一年草で、学名は Melampodium paludosum。
北アメリカ原産です。耐暑性が非常に強く、夏も休むことなく開花し続けます。5月から10月にかけて、直径2センチほどの黄色い花を株を覆うように咲かせます。セルフクリーニングの性質があり、花がらが目立ちにくいのも大きな長所となっています。
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系統・品種と用途
「メランポジウム」は、初夏から晩秋まで咲き続ける、夏の花壇に最適の草花です。園芸品種も多く作出され、矮性種と高性種とがあります。
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栽培のポイント
「メランポジウム」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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気候区分
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作業
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1
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2
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3
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4
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5
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8
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9
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10
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11
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12
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温暖地 |
種まき |
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植えつけ |
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花期 |
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気候区分
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まきどき (春|秋)
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収穫時期 (春|秋)
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寒 地 |
05/上〜06/中 |
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07/下〜10/下 |
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寒冷地 |
04/下〜06/中 |
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07/下〜11/上 |
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温暖地 |
04/下〜06/中 |
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07/中〜11/中 |
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暖 地 |
04/中〜06/中 |
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07/上〜11/下 |
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ご注意
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発芽温度は15〜30℃、生育温度は10〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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152025
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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15-25
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栽培のポイント
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暑さや乾燥に強く、放任でもよく育ちます。寒さに弱いので、霜が降りるころまで楽しめます。
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pH
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5.06.07.0
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土壌酸度
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5.5-6.5
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栽培のポイント
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水はけのよい、中性に近い弱酸性を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
栽培間隔
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0
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栽培のポイント
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ほとんど連作障害は見られません。
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栽培のステップ
「メランポジウム」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。
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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 連結ポットや育苗箱にタネまき用土を入れ、ばらまきします。覆土はタネが隠れる程度掛けるようにします。
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(2) 発芽したら、混み合っているところは間引きます。
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(3) 本葉が3〜4枚のころに、3号ポットに鉢上げして育苗します。
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植えつけ
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(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと苦土石灰100g、有機配合肥料50gなどをすき込ます。、
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(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。
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(3) 本葉が5〜6枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間30センチで植えつけます。6号鉢に1株、65センチプランターには3株を目安に植えつけます。
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(3) 耐寒性は弱いので、寒地では遅霜などにあてないように注意してください。
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生育管理
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(1) 水やりは、土の表面が乾いたら与えてください。過湿に弱いので、乾燥気味に管理します。
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(2) 生育期は、育ち具合をみながら液肥または有機固形肥料の置き肥を施します。多肥は禁物です。
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(3) 伸びすぎたら刈り込み、花がらはこまめに摘み取るようにします。
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おもな病害虫
「メランポジウム」にはあまり病害虫がありません。まれにアブラムシやハダニがつくことがあります。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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ハダニ類
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葉の裏に寄生して汁を吸います。被害が進むと白っぽく絣(かすり)状になります。
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テルスタースプレーやパイベニカスプレー、園芸用でんぷんスプレーなどの殺虫剤を散布します。
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。多発する場合には、オルトラン粒剤やオルトラン水和剤などを散布します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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