
ちどりそう (千鳥草)


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プロフィール

キンポウゲ科チドリソウ属の一年草で、学名は Consolida ajacis。
ヨーロッパの南部が原産です。麦畑やトウモロコシ畑、湿り気のあるところなどに生え、茎は直立して高さが50〜100センチになります。葉は掌状に細く裂けます。6月から7月ごろ、茎の先の総状花序に青色や藤色、ローズピンク、白色などの花を咲かせます。和名は、チドリの飛ぶ姿を思わせるところから。別名で「ひえんそう(飛燕草)」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

「ちどりそう」は、初夏の花壇には欠かせない花です。草丈が高くなるので、花壇の中心に配置します。園芸品種も多く、一重咲きと八重咲きがあります。
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栽培のポイント

「ちどりそう」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 2
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 3
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 6
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 8
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 花期 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 開花時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
03/中〜04/下 |
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07/上〜08/上 |
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| 寒冷地 |
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09/中〜10/中 |
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05/中〜07/上 |
| 温暖地 |
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09/下〜10/下 |
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05/上〜06/中 |
| 暖 地 |
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10/上〜11/上 |
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04/下〜06/上 |

ご注意
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発芽温度は10〜20℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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10-15
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生育適温
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10-20
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好み、暑さにはとても弱い草花です。寒さには強いですが、寒冷地では霜除けをした方が賢明です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-8.0
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栽培のポイント
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水はけのよい、中性に近い弱アルカリ性を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

栽培間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作を嫌いますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ちどりそう」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネが細かいので、タネまき用土を入れた連結ポットや育苗箱にばらまきします。嫌光性なので、1〜2ミリほど覆土を掛けます。
発芽適温が15℃前後と低いので、早まきしないことが大切です。
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(2) 本葉が2〜3枚のころ、3号ポットに1株ずつ植えかえ、本葉が5〜6枚まで育苗します。
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植えつけ
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(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと苦土石灰100g、有機配合肥料50gなどをすき込みこんでおきます。
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(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。
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(3) 本葉が5〜6枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間20〜30センチで植えつけるか、6〜7号鉢に1株を目安に植えつけます。
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生育管理
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(1) 2月と5月ごろに、有機固形肥料を追肥として与えます。窒素分は控えめにしてください。
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(2) 土が乾いてきたら水やりをしますが、乾き気味に管理します。
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(3) 高さが10センチくらいになったころに摘芯しておくと、よく分枝します。
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(4) 草丈が高くなるので、伸びてきたら支柱を立てて固定します。
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おもな病害虫

「ちどりそう」に発生するおもな病虫害は、つぎのようなものです。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。多発する場合には、オルトラン粒剤やオルトラン水和剤などを散布します。
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灰色かび病
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低温多湿時に発生します。花やつぼみ、茎葉などに灰色のかびが生えます。
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繁殖力が強いので、早めに発生した部位を取り除き、焼却します。そのあとベンレート水和剤やトップジンMゾル、ダコニール1000などを散布します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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