
あぶらな(油菜)


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プロフィール

アブラナ科アブラナ属の一年草で、学名は Brassica campestris。
スカンジナビア半島からシベリア、コーカサス地方が原産地だといわれています。東アジアでも古くから栽培され、「ざいらいなたね(在来菜種)」とも呼ばれます。茎は軟らかく、葉とともに食用にもされます。また種子からは食用油が採れます。観賞用としても栽培され、早春を彩ります。
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系統・品種と用途

「あぶらな」は、「はなな(花菜)」や「なばな(菜花)」とも呼ばれます。春を代表する花として有名ですが、暖地では11月ごろから咲き始める早生種もあります。もともとは菜種油の原料ですが、葉菜として、煮ものや和え物、漬け物にも利用されます。
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系統
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品種
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タネのカタログ
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あぶらな
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あぶらな
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かぶれな
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くきたちな
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つぼみな
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栽培のポイント

「あぶらな」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 11
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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10-20
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好み、耐寒性があります。また暑さにはやや弱い性質です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.0-6.2
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 6 |
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 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「あぶらな」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝全体に堆肥と油かす、化成肥料を施し、よく混ぜ込みます。幅60センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) 3号ポットまたは128穴セルトレイにタネまき用土を入れ、4〜5粒ずつばらまきします。
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(2) 畑やプランターに直まきしても構いません。1センチほどの覆土をして、軽く押さえ、十分に水を与えます。
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間引き 植えつけ
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(1) 育つにつれて間引きし、本葉が2枚くらいのころに1本立ちにします。
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(2) 本葉が4〜5枚くらいのころまで育苗し、畑に30センチ間隔に植えつけます。
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(3) 直まきしたときは、本葉が2枚のころ、株間7〜8センチに間引きし、さらに本葉が5〜6枚のころに30センチ間隔に間引きます。
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追肥 害虫防除
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(1) 草丈が10センチくらいになったころ、株間に化成肥料を追肥として施します。その後、半月に1回くらいの割合で追肥を与えます。
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(2) 寒さには強いですが、寒冷地の栽培では、ビニールトンネルなどで保温して、初期の生育を助けます。
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(3) アブラムシやコナガなどの害虫がよくつきますので、防除を怠らないようにします。
ただし、アブラナ科の植物なので、スミチオン系の殺虫剤を散布すると薬害がでます。
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収穫
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(1) 花蕾が大きく膨らんで、開花直前になったころに茎葉をつけて摘み取ります。
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(2) つぼみのついた茎を摘み取ると、下部の側芽が伸び、株が大きくなります。
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おもな病害虫

「あぶらな」には、コナガの幼虫が大敵です。アブラムシやヨトウムシなどにも注意が必要です。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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アオムシ
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「モンシロチョウ」の幼虫で、初夏に幼虫が葉を食害します。
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見つけたら小さいうちに駆除します。
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。多発する場合には、オルトラン粒剤やオルトラン水和剤などを散布します。
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コナガ
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幼虫が、葉の裏について食害します。葉の表面が透けたように見えます。
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こまめに手で駆除するか、大量に発生した場合はパイベニカなどの殺虫剤を散布します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」
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