
あしたば(明日葉)


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プロフィール

セリ科シシウド属の多年草で、学名は Archangelica keiskei。
わが国の房総半島から紀伊半島、伊豆七島、小笠原諸島に分布しています。海岸に生え、高さは1〜1.2メートルほどになります。葉は羽状に深裂します。秋、茎の先の散形花序に小さな白い花を咲かせます。名前は、葉を摘んでも次の日には芽生えているくらい成長が早いことから。
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系統・品種と用途

「あしたば」は、常緑の多年草なので、関東地方以西では一度植えれば毎年収穫できます。まだ開ききらない若葉を、お浸しや酢の物、天ぷら、油炒めなどに、根茎は、焼酎に漬けて「あしたば酒」に利用されます。また乾燥した葉は「あしたば茶」にもなります。
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栽培のポイント

「あしたば」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
 (翌年)
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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10-15
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生育適温
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15-20
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栽培のポイント
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温暖な気候を好むため、気温が5℃以下や25℃以上になると生育が停滞します。真夏は強い日差しを避けるために日よけが必要で、冬には株の上に盛り土をして防寒します。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-7.0
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栽培のポイント
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中性に近い、弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「あしたば」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネは発芽しにくいので、まく前に一晩水に漬けておきます。
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(2) 育苗箱に、5センチくらいの間隔でばらまきします。好光性のため、覆土はごく薄く、タネがかくれる程度にします。
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(3) 本葉が2枚のころに、3号ポットに移植して、本葉が4〜5枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の真ん中に深さ20〜30センチの溝を掘り、堆肥と油かす、化成肥料を入れて埋め戻します。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 本葉が4〜5枚くらいに育ったころ、条間45センチ、株間40センチくらいに植えつけます。
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(2) 移植を嫌うので、根を傷めないように気をつけ、また株元を埋めすぎなしようにします。植えつけの後にたっぷりと水を与えます。
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(3) 8号深鉢に1株、65センチの深型プランターなら2株が植えられます。
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追肥・管理
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(1) 生育のようすを見ながら、1か月に1回くらい、化成肥料や有機固形肥料を追肥として与えます。
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(2) 真夏には直射日光を避けるために日よけをして、乾燥させないように株元に敷きわらをします。
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(3) 秋の終わりには、地上部を刈り取って、株の上に盛り土をして防寒します。
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収穫
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(1) ふつうは2年目からが収穫時期です。まだ開ききらない若葉を、茎とともに収穫します。
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(2) 植えたままにすると、3年くらいで花が咲き、枯れてしまいます。株を長生きさせるには、早めに花茎を摘み取ります。
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(3) 花が咲いたら、タネを採り、翌春にまくまで保存します。
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おもな病害虫

「あしたば」にはほとんど病虫害が発生しませんが、たまにアブラムシがつくことがあります。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」
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大地の歓びをつたえ、ホームガーデンとともに


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