
ごぼう(牛蒡)


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プロフィール

キク科ゴボウ属の二年草で、学名は Arctium lappa。
地中海沿岸から西アジアが原産だと考えられています。わが国へは縄文時代に中国から渡来し、平安時代にはすでに野菜として栽培されています。高さは1〜1.5メートルほどになり、葉は卵状心形で叢生します。根は直根で、40〜150センチに伸び、著しく肥大します。7月から8月ごろ、花茎を伸ばして「あざみ」に似た、赤紫色から白色の頭花を咲かせます。
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系統・品種と用途

「ごぼう」は、わが国では品種改良が進み、細長い長根種や、太く短い短根種、葉を食用にする葉ごぼうなどがあります。
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栽培のポイント

「ごぼう」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 8
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 9
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 温暖地 |
 種まき |
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 収穫 |
 (春まき)  |
 収穫 |
(秋まき) 
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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20-25
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栽培のポイント
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温暖な気候を好みます。気温が3℃以下になると茎葉は枯れますが、根は寒さに強く、翌春にはまた芽をだします。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-6.5
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栽培のポイント
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中性に近い、弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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5-(7)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも5年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ごぼう」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、スコップで50センチくらいの深さに耕します。また根にならないように、石や土塊を取り除きます。
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(2) 畝の真ん中に深さ40センチの溝を掘り、堆肥と化成肥料を入れて埋め戻します。幅90センチ、高さ20センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) 種皮に発芽抑制物質がついていて、そのままでは発芽しにくいので、まく前に冷水に一昼夜、浸しておきます。
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(2) 条間45センチで2条植えにして、株間10センチくらいの間隔で3〜5粒ずつ点まきします。
タネは好光性なので、やっと見えなくなるくらい薄く覆土を掛け、強めに押さえます。
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(3) 本葉が1〜2枚のころ2本立てに、本葉が3〜4枚のころに間引いて1本立てにします。
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追肥・管理
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(1) 2回目の間引きの後、株のまわりに油かすや化成肥料をまいて土寄せします。
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収穫
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(1) 根の径が1センチくらいになったころから、「若ごぼう」として収穫できます。
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(2) 収穫適期になったころに収穫します。春まきのときは、葉が枯れ始めた12月ごろからが本格的な収穫期となります。
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(3) 葉が広がっているときは、また根になっている可能性が高いです。
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おもな病害虫

「ごぼう」にはあまり病虫害が発生しませんが、たまにアブラムシがつくことがあります。また連作すると線虫類の害がでます。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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線虫類
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根の表面に黒褐色の小さな斑点ができます。根が長く伸びず、異常に短い根となります。
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連作を避けるとともに、前作として「さつまいも」や「らっかせい」、「マリーゴールド」などを植えておくと線虫を減らす効果があります。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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