
おかひじき(岡鹿尾菜)


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プロフィール

アカザ科オカヒジキ属の一年草で、学名は Salsola komarovii。
わが国の各地をはじめ、アジアの北東部に広く分布しています。海岸の砂浜に生え、高さは20〜30センチになります。茎は下部から分枝し、半球形になります。葉は線形で多肉質、光沢があり、海草の「ひじき」に似ています。7月から10月ごろ、葉腋に小さくて目立たない花を咲かせます。やわらかい若芽は、茹でて食用にされます。
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系統・品種と用途

「おかひじき」には、ビタミンAやカリウムが豊富に含まれています。わが国では古くから食用にされ、江戸時代になると食用栽培も始まりました。アクが強いので、熱湯で1〜2分ほど茹で、サラダやお浸し、酢の物や和え物などに利用できます。
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栽培のポイント

「おかひじき」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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20-25
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栽培のポイント
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暑さには強いですが、真夏には発芽率が低下し、立ち枯れの危険性も増えます。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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7.0-8.0
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栽培のポイント
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水はけの良い砂質の弱アルカリ性の土壌を好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1
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栽培のポイント
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連作障害がありますので、いちど栽培した場所では、少なくとも1年は休栽してください。
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栽培のステップ

「おかひじき」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の全面に堆肥と化成肥料を施し、すき込みます。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) タネの種皮が固いので、まく前に1〜2日水に漬けておきます。
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(2) 畝の表面を木ぎれなどで均し、畝と直角に条間15〜20センチ、深さ1センチほどのまき溝をつけます。
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(3) タネを2センチくらいの間隔で条まきします。覆土を掛けて軽く転圧し、たっぷりと水を与えます。
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間引き・追肥
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(1) 本葉が2〜3枚のころに、混み合ったところを間引き、7〜8センチの株間にします。
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(2) 生育期に、2週間に1回の液肥または有機固形肥料を追肥として与えます。
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(3) 生育中に肥料切れや、乾燥した状態が続くと葉質が硬くなるので注意が必要です。
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収穫
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(1) 草丈が10〜15センチくらいになったころ、若い茎葉を収穫します。株元から3〜4センチ残して摘み取ると、わき芽が出て、もう一度収穫することができます。
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(2) 株が古くなると、茎葉が硬くなるので、早めに収穫を終わらせます。
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おもな病害虫

「おかひじき」には、病気はほとんどありませんが、アブラムシがつくことがあります。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。殺虫剤を使いたくない場合は、薄めた石けん水や牛乳を散布して、こまめに駆除します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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