
ターサイ(搨菜)


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プロフィール

アブラナ科アブラナ属の二年草で、学名は Brassica chinensis var. rosularis。
「はくさい」と同じ仲間で、中国の代表的な冬野菜です。長い葉柄の先に楕円形の葉をつけ、そのかたちがスプーンに似ていることから、別名で「しゃくしな(杓子菜)」とも呼ばれます。わが国でも近年、栽培が拡大しています。主な産地は、静岡県や長野県それに北海道です。市場には周年出回っていますが、2月ごろに収穫するものが最も美味しいことから、「きさらぎな(如月菜)」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

「ターサイ」は耐寒性に優れ、寒さにあたると風味がよくなるので、秋まきの冬どりが最適の作型です。また比較的暑さにも強いので、春・夏まきもできますが、病虫害に遭いやすいので注意が必要です。本種と「大阪しろ菜」とを交配した「ビタミン菜」も出回っています。
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系統
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品種
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タネのカタログ
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ターサイ
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ターサイ
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ビタミンな
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栽培のポイント

「ターサイ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 温暖地 |
 春まき |
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 秋まき |
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 収穫 |
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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15-25
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栽培のポイント
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寒さには強く、丈夫で作りやすい野菜です。また暑さにも、やや強いので夏栽培も可能です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.0-6.2
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ターサイ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝全体に堆肥と油かす、化成肥料を施し、よく混ぜ込みます。幅60センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) 春まきは立ち性になるので、15センチくらいの間隔に、4〜5粒ずつ点まきします。
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(2) 秋まきは葉が広がるので、20〜25センチ間隔に、4〜5粒ずつ点まきします。
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(3) 65センチプランターのときは2〜3株、鉢植えでは7号鉢に1株が栽培の目安です。
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間引き
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(1) 本葉が1〜2枚のころに、2本立ちにします。
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(2) 本葉が5〜6枚のころに、1本立ちにします。
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追肥 害虫防除
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(1) 本葉が4〜5枚のころと、その半月後くらいに、株間に化成肥料を施し、土に混ぜ合わせます。
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(2) 寒さには強いですが、寒冷地では霜よけをしたほうが傷みません。
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(3) アブラムシやコナガなどの害虫がよくつきますので、防除を怠らないようにします。
ただし、アブラナ科の植物なので、スミチオン系の殺虫剤を散布すると薬害がでます。
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収穫
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(1) 春まきで播種後40〜45日、秋まきでは50〜60日で収穫できます。しっかりした大株になったら、収穫の適期です。
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(2) コンテナやプランター栽培のときは、株張りが20センチくらいになったころ収穫します。
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おもな病害虫

「ターサイ」には、コナガの幼虫が大敵です。アブラムシやヨトウムシなどにも注意が必要です。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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アオムシ
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「モンシロチョウ」の幼虫で、初夏に幼虫が葉を食害します。
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見つけたら小さいうちに駆除します。
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。多発する場合には、オルトラン粒剤やオルトラン水和剤などを散布します。
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コナガ
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幼虫が、葉の裏について食害します。葉の表面が透けたように見えます。
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こまめに手で駆除するか、大量に発生した場合はパイベニカなどの殺虫剤を散布します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」
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