クレオメ





    プロフィール

  フウチョウソウ科フウチョウソウ属の一年草で、学名は Cleome spinosa。

  南アメリカが原産です。高さは1メートルほどになります。葉は掌状複葉で葉柄があり互生します。小葉は長楕円形です。6月から10月ごろ、茎の先の総状花序に白色やピンク色、紅紫色の花を咲かせます。和名では「せいようふうちょうそう(西洋風蝶草)」と呼ばれます。
  系統・品種と用途

  「クレオメ」は花が少なくなる真夏にも元気によく開花します。代表的な品種として、「カラーファウンティン」や「クイーンシリーズといったものがあります。「セニョリータシリーズ」は、PW(PROVEN WINNERS)が開発したハイブリッド品種で、不稔性ため苗を購入して育てることになります。
  栽培のポイント

  「クレオメ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。

気候区分

作業

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

温暖地

種まき

植えつけ

開花期

気候区分

まきどき (春|秋)

開花時期 (春|秋)
寒 地 05/上〜06/中   07/下〜09/中  
寒冷地 04/下〜06/中   07/中〜09/中  
温暖地 04/中〜06/中   07/上〜09/下  
暖 地 04/上〜06/上   06/下〜10/上  

ご注意

  発芽温度は20〜35℃、生育温度は15〜38℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


202530

発芽適温

24-27

生育適温

20-30

栽培のポイント

  やや乾燥した高温の環境を好み、寒さは苦手です。日当たりと水はけのよい場所で栽培します。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-7.0

栽培のポイント

  水はけのよい、中性の土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

栽培間隔

2-(3)


栽培のポイント

  連作障害が出ますので、いちど栽培したところでは、少なくとも2年は栽培しないようにしてください。
  栽培のステップ

  「クレオメ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 十分に暖かくなってから、連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、4〜5粒ほどずつ蒔きます。
  好光性のため、タネがかくれるくらいの覆土をして軽く押さえます。














(2) 発芽したら間引きして、本葉が3〜4枚のころに1本立ちにします。

植えつけ

(1) 本葉が5〜6枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間25〜30センチで植えつけるか、6〜7号鉢に1株を目安に植えつけます。






(2) 直根性なので、ポットの土は崩さないように注意してください。

(3) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと苦土石灰100g、有機配合肥料50gをすき込みます。

(4) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒6に腐葉土4の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えたものを用土とします。

生育管理

(1) 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。










(2) 生育状況をみて、週に1回液肥を施すか、月に1〜2回、有機固形肥料の置肥を少量与えます。草丈が高くなって倒れるときは早めに支柱を立てます。

(3) 花序の先端のほうまで小花が咲いたら、花茎のつけ根から切り取ります。
  おもな病害虫

  「クレオメ」には、ハダニやオンシツコナジラミがでることがあります。風通しが悪いと多発するので、密植しないように注意します。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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