「花そだち」の栽培

Hana-Sodachi     プロフィール

  「花そだち」は、当社が開発した栽培セットです。
  ピートモスやヤシ繊維を圧縮して、直径4センチの薄い円盤状にした培養土のなかにタネが入っています。このなかには初期生育に必要な肥料も含まれるため、水だけで簡単に苗が育てられます。
  それぞれの発芽適温や発芽日数については、裏面の台紙に記載されています。

ステップ

内容

準備

(1) 包装フィルムをとると、円盤状の培養土がでてきます。番号が印刷され、のり付けされた紙がありますが、この下にタネが置かれています。
(2) この紙は水溶性で、タネが流れ落ちるのを防いでいますので、剥がさないようにしてください。

Hana-Sodachi


吸水

(1) 浅いトレーなどの容器に、紙の面を上にして培養土を置きます。
(2) 円盤の高さの2倍くらいになるまで、静かに水を注ぎます。
(3) 浮き上がった培養土は、軽く指で押さえ、紙の面まで水に濡らすようにしてください。

Hana-Sodachi


発芽まで

(1) およそ1日から2日で、3倍くらいに培養土が膨らんだら吸水完了です。
(2) 発芽するまでは、容器の水がなくならないように注意してください。
(3) 発芽に光が必要な種類もありますので、できるだけ明るい窓際に置くようにします。

Hana-Sodachi


発芽

(1) 気温や種類によっても異なりますが、数日から2週間ほどで発芽します。
(2) 発芽したら、必ず日光に当てるようにしてください。暗いところで育てると、茎だけが長く伸びてしまいます。

Hana-Sodachi


穴埋め

(1) 「コスモス」のように小さなタネは、培養土の平らな面、「ひまわり」のような大きなタネは、真ん中の穴の中に置かれています。
(2) 穴の中に蒔かれている場合は、発芽が揃ったら、しっかりと根がはるように穴を埋めてください。

Hana-Sodachi


鉢あげまで

(1) 本葉が3〜4枚になるまで、トレイのなかで育苗します。
(2) 本葉がでたら、1週間に1回くらいの割合で、1000倍に薄めた液肥を与えてください。
(3) まだ根が十分に育っていないので、強い雨や風に当てないことが大切です。

Hana-Sodachi


ポットあげ

(1) 本葉が3〜4枚になったころに鉢あげします。深植えしないよう、培養土がみえる程度に植えつけてください。
(2) いちど3号ポットに仮植えして育苗したほうが、確実に育ちます。
(3) 1週間に1回くらいの割合で、薄めた液肥を与えてください。

Hana-Sodachi


鉢あげ

(1) 根が十分に張り、ポットの底からのぞくようになったら、鉢あげします。
(2) 鉢の大きさは、植えつける種類によって異なりますので注意してください。
(3) 1週間に1回くらいの割合で、薄めた液肥を与えます。

Hana-Sodachi


生育管理

(1) 日当たりの良いところで育成します。
(2) 鉢植えの場合は、用土が乾燥しやすいので、毎日水やりをしてください。
(3) 1週間に1回くらいの割合で、薄めた液肥を与えます。

Hana-Sodachi


ステップ

内容

番外編

(1) 鉢やプランターなどに移植しないで、このままトレイのなかで育てることもできます。
(2) この場合には、風の当たらないところに置き、水やりと液肥を忘れないことが必要になります。

Hana-Sodachi

  画像提供:ボタニックガーデン
[Home]



大地の歓びをつたえ、ホームガーデンとともに