はごろもるこうそう(羽衣縷紅草)





    プロフィール

  ヒルガオ科ルコウソウ属の一年草で、学名は Quamoclit x sloteri (syn. Ipomoea x multifida)。英名は Cardinal climber。

  アメリカにおいて「るこうそう(Quamoclit pennata)」と「まるばるこう(Quamoclit coccinea)」から交配された園芸品種です。蔓性で、葉は掌状に深裂します。7月から11月ごろ、鮮やかな紅色をした杯状の花を咲かせます。別名で「もみじるこう(紅葉縷紅)」とか「るこうあさがお(縷紅朝顔)」と呼ばれます。
  系統・品種と用途

  「はごろもるこうそう」は、「るこうそう」と「まるばるこう」との交雑種で両者の中間的な形質を示します。花色は紅色だけです。
  栽培のポイント

  「はごろもるこうそう」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。

気候区分

作業

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

温暖地

種まき

植えつけ

花期


気候区分

まきどき (春|秋)

収穫時期 (春|秋)
寒 地 05/中〜06/下   08/上〜10/上  
寒冷地 05/中〜06/下   08/上〜10/上  
温暖地 05/上〜06/下   07/下〜10/下  
暖 地 04/下〜06/下   07/中〜11/上  

ご注意

  発芽温度は15〜30℃、生育温度は10〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

23-28

生育適温

15-25

栽培のポイント

  朝または夕方の涼しいときに、土の表面が乾いたら水やりしてください。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-7.0

栽培のポイント

  水はけのよい、中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

栽培間隔

1-(2)


栽培のポイント

  連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
  栽培のステップ

  「はごろもるこうそう」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 発芽適温が25℃近辺と高いので、十分暖かくなってからタネまきします。
  タネは吸水しにくいので、一晩水に漬けてからまくか、種皮(種子の胚以外の部分)にかるく傷をつけてからにします。
  3号ポットに2〜3粒ずつ、または育苗箱に5センチ間隔にまきます。覆土は1センチくらいです。










(2) 発芽するまでは半日陰で管理して、水やりをかかさず、乾かないようにします。発芽したら日当たりのよい場所に移動します。

(3) 本葉が8〜10枚になるまで育苗します。

植えつけ

(1) ポットの底に根が回ったら、日当たりと水はけのよい場所に、株間30センチで植えつけるか、6号鉢に1株を目安に植えつけます。




(2) 庭植えの場合は、植え付けの2週間以上前に、1平方メートルあたり苦土石灰100gと完熟堆肥3〜4kg、有機配合肥料30〜50gをすき込んでおきます。




(3) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒5に腐葉土4、川砂1の割合で混ぜたものに有機配合肥料を加えたものを用土とします。

生育管理

(1) 水やりは、土の表面が乾いたら与えます。水切れは禁物です。












(2) 庭植えの場合、フェンスやトレリスに絡ませます。鉢植えの場合は、あんどん仕立てが一般的です。「あさがお」用のあんどんを利用します。

(3) 蔓が強ければそのまま伸ばし、弱々しければ摘芯します。

(4) 生育期に、有機固形肥料の置き肥か10日1回の液肥を与えます。窒素分の多い肥料を与えすぎると花つきが悪くなるので、注意が必要です。
  おもな病害虫

  「はごろもるこうそう」には、ほとんど病害虫がありません。
  画像提供: ボタニックガーデン  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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