はつゆきそう(初雪草)





    プロフィール

  トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草で、学名は Euphorbia marginata。

  北アメリカが原産です。「ポインセチア」と同じ仲間で、高さは80〜100センチになります。葉は長楕円形ですが、夏の終わりごろから、上部の苞葉に白い縁取りが始まります。花は小さく、淡黄白色をしています。和名は、初雪が降りたように見えることから。
  系統・品種と用途

  あまり園芸品種としてはありませんが、「氷河(cv. Hyouga)」や「キリマンジャロ(cv. Kilimanjaro)」、「アーリースノー(cv. Early Snow)」などがあります。
  栽培のポイント

  「はつゆきそう」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。

気候区分

作業

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

温暖地

種まき

植えつけ

花期

気候区分

まきどき (春|秋)

収穫時期 (春|秋)
寒 地 05/上〜06/中   07/中〜10/中  
寒冷地 04/下〜06/上   07/上〜10/中  
温暖地 04/中〜05/下   06/下〜10/下  
暖 地 04/上〜05/中   06/中〜10/下  

ご注意

  発芽温度は15〜30℃、生育温度は10〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

18-24

生育適温

18-27

栽培のポイント

  温暖な気候を好みます。わが国では春まきの一年草として扱われています。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-7.5

栽培のポイント

  水はけのよい、やや弱酸性から中性の土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

栽培間隔

1-(2)


栽培のポイント

  連作障害が出ますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
  栽培のステップ

  「はつゆきそう」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、タネを3〜4粒ずつまきます。覆土は1センチほど掛けます。
















(2) 発芽後は水やりを欠かさず、よく日に当てます。

(3) 本葉が2〜3枚のころ、3号ポットに1株ずつ移植します。本葉が6〜8枚になるまで育苗します。

植えつけ

(1) 本葉が6〜8枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間20〜30センチで植えつけるか、6号鉢に1株を目安に植えつけます。




(2) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥5kgと腐葉土5kg、それに苦土石灰100g、有機配合肥料50gをすき込みます。




(3) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えたものを用土とします。

生育管理

(1) 水やりは、土の表面が乾いたら与えてください。乾燥には強いですが、ひどく乾燥させてしまうと生育が極端に悪くなります。










(2) 草丈を抑え、ボリュームのある姿にするには、草丈が30センチほどになったころに摘芯します。

(3) 生育期には、必要に応じて、有機固形肥料の置き肥をします。
  おもな病害虫

  「はつゆきそう」は、うどんこ病に注意が必要です。また「ハダニ」や「ナメクジ」、「カタツムリ」も発生するので防除に心がけてください。
  画像提供:ボタニックガーデン  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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