
ひょうたん(瓢箪)


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プロフィール

ウリ科ユウガオ属の一年草で、学名は ウリ科ユウガオ属の一年草で、学名は Lagenaria siceraria var. gourda。
「ゆうがお」の変種で、北アフリカが原産と考えられています。わが国へはおよそ1万年前、縄文時代に渡来しました。最古の栽培植物のひとつです。茎の長さは20メートルにもなり、雌雄同株で、夕方に白い花を咲かせます。果実は、乾燥させて食器や水筒、楽器などに利用されます。品種によって、果実のかたちもさまざまです。いろいろな品種があります。
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系統・品種と用途

「ひょうたん」は、果実は、乾燥させて食器や水筒、楽器などに利用されます。その果実には、苦味成分であり嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシンが含まれ、果肉の摂取は食中毒の原因となります。
品種としては「大瓢箪」や「千成瓢箪」、「UFO瓢箪」、「つぼ瓢箪」、「いぼ瓢箪」、「恐竜瓢箪」などがあります。
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栽培のポイント

「ひょうたん」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
04/中〜05/下 |
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08/上〜09/下 |
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| 寒冷地 |
04/上〜05/下 |
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07/下〜09/下 |
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| 温暖地 |
03/下〜05/下 |
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07/中〜09/中 |
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| 暖 地 |
03/中〜05/下 |
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07/上〜09/中 |
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ご注意
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発芽温度は15〜40℃、生育温度は15℃以上なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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30-35
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生育適温
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25-30
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栽培のポイント
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高温性のため、できるだけ保温や加温して発芽・育苗します。植えつけは、暖かくなってから行うことがポイントです。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.5
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栽培のポイント
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酸性には弱いので、酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 3 |
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 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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3-(5)
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栽培のポイント
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連作すると蔓割れ病や線虫による障害が出やすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも3年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ひょうたん」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 3〜3.5号ポットにタネまき用土を入れ、タネを2〜3粒まきます。覆土は1センチくらいです。寒さに弱いので、20℃程度になるように保温します。
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(2) 本葉が1枚のころ、間引いて1本立ちにします。夜間の気温が18℃以下にならないように保温してください。
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(3) 本葉が3〜4枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり苦土石灰150gを施し、よく耕します。
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(2) 畝の全体に、元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと有機配合肥料100gを入れてよく耕します。そのあと幅90〜120センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 遅霜の心配がなくなり、本葉が3〜4枚くらいに育ったころに植えつけます。
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(2) 畝に、株間80センチ以上の間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。10号深鉢には1株、65センチの深プランターに2株を植えることができます。高さ2メートルほどのアーチ支柱や棚を作ります。
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整枝・追肥
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(1) 親蔓が頂上に届くまではわき芽をかき取り、頂上に届いたら先端を摘心して、子蔓の発生を促します。さらに、子蔓が6節くらい伸びたら、先端を摘心して、孫蔓を伸ばします。
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(2) 棚上では均一になるように蔓を誘引し、紐で支柱にとめます。
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(3) 果実が着果し始めたころ、有機配合肥料を追肥として施し、土寄せします。また育ち具合をみて、半月後にもう1回追肥します。
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収穫
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(1) 夕方から早朝に白い花を咲かせます。雄花と雌花が別々に咲くので、雄花の葯を摘み取り、雌花の柱頭に黄色くなるくらい花粉をつけると、確実に結実します。
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(2) 葉が大きいので水分の蒸散が激しいので、真夏には夕方にも水やりします。
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(3) 開花後30〜45日を目安に収穫します。 収穫の時期が遅れても問題がないので、未熟なものを収穫しないようにします。未熟だと皮が薄く、水につけておく際に壊れてしまいます。葉や蔓が枯れてから収穫すると安全です。
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おもな病害虫

「ひょうたん」には比較的病害虫が少ないですが、アブラムシ類がついたり、炭疽病が発生したりします。とくに、連作したりすると線虫などが発生します。
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病害虫名
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症状
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対策
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アブラムシ類
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体長2〜4ミリの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。
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パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。
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炭疽病
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葉や茎、果実などに発生します。葉では褐色や黒色のややへこんだ円形の病班ができます。やがて犯された部位は枯れてしまいます。
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病気が発生した部位を取り除き、焼却します。そのあとトップジンMスプレーやマンネブダイセン水和剤、ダコニール1000などを散布します。
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「ひょうたん」のQ&A

Q1:「ひょうたん」の収穫の目安を教えて。
A1:「ひょうたん」を置物やおもちゃにするには、皮が厚くかたい果実が必要です。未熟だと皮が薄く、水づけのときに壊れてしまいます。大ひょうたんで開花後70日ほどで、千成ひょうたんだと50日くらいで完熟になります。完熟果では、果実の表面の毛茸がなくなります。ふつうは、葉や蔓が完全に枯れてから収穫します。

Q2:「ひょうたん」は食べられるの。
A2:「ひょうたん」は「ゆうがお」の変種ですが、果実には苦いものが多く、食用には不向きです。その苦味成分には、嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシンが含まれます。ただ、食用に改良された「食用ひょうたん」もあります。

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画像提供:ボタニックガーデン イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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