
においあらせいとう(匂い紫羅欄花)


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プロフィール

アブラナ科エゾスズシロ属の多年草で、学名は Erysimum cheiri。

南ヨーロッパが原産です。現在ではヨーロッパをはじめ小アジアにまで広がっています。暖地に生え、高さは30〜45センチになります。寒冷地では一年草または二年草です。葉は長く披針形をしています。2月から4月ごろ、総状花序を伸ばして、芳香のある黄色い花を咲かせます。花色はほかに赤色やオレンジなどがあります。別名で「ウォールフラワー」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

「においあらせいとう」は本来は宿根草ですが、わが国では夏の高温多湿に耐えられないため一年草扱いとされます。多数の園芸品種があり、花色は多く、花に強い芳香があるのが特徴です。
・ベガ系(Vega):草丈20センチほどの矮性で、早咲き品種です。
・シュガーラッシュシリーズ(Sugar Rush):草丈は20〜30センチの矮性で、早咲き品種です。
・スカーレットベダー(Scarlet Bedder):草丈20〜30センチで、濃いオレンジ色から赤色の花が咲きます。
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栽培のポイント

「においあらせいとう」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 2
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 3
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 6
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 7
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 8
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 花期 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 開花時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
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08/中〜09/下 |
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04/下〜06/中 |
| 寒冷地 |
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08/下〜10/上 |
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04/中〜06/上 |
| 温暖地 |
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09/上〜10/中 |
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04/上〜05/下 |
| 暖 地 |
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09/中〜10/下 |
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03/下〜05/中 |

ご注意
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発芽温度は10〜25℃、生育温度は5〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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10-25
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栽培のポイント
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よく日の当たる場所を好みます。耐寒性は強いほうですが、寒冷地では霜よけが必要です。ただ高温多湿には弱く、夏には枯れてしまいます。
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pH
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6.0 7.0 8.0
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土壌酸度
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6.5-8.0
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栽培のポイント
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水はけのよい、中性から弱アルカリ性の土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

栽培間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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こぼれ種でもよく増えるので、連作障害はあまりなさそうですが、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「においあらせいとう」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、タネを4〜5粒ずつまきます。覆土はごく薄く掛けます。
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(2) 本葉が1〜2枚でたころ、間引きます。
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(3) 本葉が2〜3枚でたころ、3号ポットに鉢上げします。本葉が5〜6枚になるまで、育苗します。
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花壇の準備
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(1) 庭植えの場合は、定植の2週間前に、よく耕して1平方メートルあたり苦土石灰100gと完熟堆肥3kg、有機配合肥料50gなどをすき込んでおきます。
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(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに、有機配合肥料を加えたものを用土とします。市販の培養土に赤玉土小粒を30%、腐葉土を20%ほどを加えても構いません。
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植えつけ
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(1) 本葉が4〜5枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間20〜25センチで植えつけるか、6号鉢に1株を目安に植えつけます。
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(2) 霜が降りる前に、じゅうぶんに根を張らせるようにします。
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生育管理
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(1) 鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えでは、ほとんど必要ありません。湿気を嫌うため、水のやりすぎに注意してください。
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(2) 耐寒性は−5℃程度ありますが、寒さの厳しいところでは、霜よけが必要です。株元にワラなどを敷いたり、不織布のトンネルを掛けたりして防寒します。
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(3) 開花し始めたら、必要に応じて、有機固形肥料や液肥を追肥として施します。
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(4) 花がらは早めに切り取ります。
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おもな病害虫

「においあらせいとう」は日当たりと風通しがよく、水はけがよければ、病気はほとんど見られません。アブラムシやコナガが発生しますので、防除してください。
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画像提供:ボタニックガーデン イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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