オステオスペルマム





    プロフィール

  キク科オステオスペルマム属の多年草で、学名は Osteospermum cv.。

  アラビア半島から南アフリカにかけての熱帯・亜熱帯地方に分布しています。およそ70種ほどがあり、高さは30〜60センチになります。春から初夏にかけて、ピンク色や紫色、白色や青色、黄色などの花を咲かせます。この花は日中に開き、夜間や曇天の日には閉じてしまいます。近縁種の「ディモルフォセカ」との違いは、花茎にも葉がつくことです。別名で「アフリカンデージー」とも呼ばれます。
  系統・品種と用途

  「オステオスペルマム」は、オステオスペルマム属の園芸品種の総称です。栄養系の品種が多いですが、実生系もあります。実生系では、オステオスペルマム・フルティコスムやパッションフォーミュラミックス(タキイ種苗)、アキラシリーズ(M&Bフローラ)などがあります。ただ「オステオスペルマム」は多年草とされていますが、そのほとんどは一年草か二年草で長持ちはしません。
  栽培のポイント

  「オステオスペルマム」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。ここでは実生系の「オステオスペルマム」を対象としています。

気候区分

作業

1

2

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9

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11

12

温暖地

種まき

植えつけ

花期

気候区分

まきどき (春|秋)

開花時期 (春|秋)
寒 地   09/上〜10/中   04/下〜06/下
寒冷地   09/上〜10/中   04/中〜06/中
温暖地   09/中〜10/下   04/上〜06/上
暖 地   09/下〜11/上   03/下〜05/下

ご注意

  発芽温度は10〜25℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

18-20

生育適温

10-20

栽培のポイント

  日当たりと水はけのよい場所を好みます。耐寒温度は−5℃なので、やや耐寒性はありますが、高温多湿には弱いです。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

5.5-7.5

栽培のポイント

  水はけのよい、弱酸性から中性に近い土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


0

1

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5

6

7

8

9

10

栽培間隔

1-(2)


栽培のポイント

  いちど栽培したところでは、少なくとも1年は休栽してください。
  栽培のステップ

  「オステオスペルマム」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、3〜4粒をまきます。好光性種子ではないので、覆土は5ミリほどです。


















(2) 土が乾いたら水やりし、発芽適温で管理するようにします。

(3) 連結ポットの場合は、本葉が4〜6枚のころに、根を切らないように、3号ポットに移植します。ポットの底に根が回るまで育苗します。

(4) 寒地や寒冷地では、春まで、ベランダや軒下など霜の当たらないところで冬越しさせます。

植えつけ

(1) 日当たりと水はけのよい場所に、株間20〜30センチの間隔に植えつけます。
  5〜7号鉢に1株、65センチプランターには4株が目安です。




(2) 庭植えの場合は、植え付けの2週間以上前に、1平方メートルあたり苦土石灰100gと完熟堆肥5kg、それに有機配合肥料50gをすき込んでおきます。




(3) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒6に腐葉土4の割合で混ぜたものに有機配合肥料を加えたものを用土とします。

(4) 耐寒性がそれほどないので、霜が降りるところでは、不織布などで防寒してください。

生育管理

(1) 水やりは控えめに行い、土の表面が十分に乾いたら与えてください。










(2) 元肥が十分に施してあれば追肥は不要です。

(3) 高温期に過湿にすると根が傷んで枯れることがあります。また肥料を与えても根が傷むので、梅雨から秋の彼岸までは、肥料を与えないようにしてください。

(4) 開花が一休みする6月ごろ、草丈の1/2を切り戻して、風通りが良いようにします。
  おもな病害虫

  「オステオスペルマム」には、アブラムシやヨトウムシ、ハモグリバエなどが発生します。被害を見つけたら防除します。また、日当たりと水はけのよいところであれば、病気はほとんど見られませんが、湿度が高いとうどんこ病や灰色かび病などが発生します。
  画像提供:ボタニックガーデン  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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