るりたまあざみ(瑠璃玉薊)





    プロフィール

  キク科ヒゴタイ属の多年草で、学名は Echinops ritro。英名は Small globe thistle。

  西アジアからヨーロッパ南部に分布しています。山地の斜面や草地に生え、高さは60〜90センチになります。葉は丈夫で深裂し、裂片には先端に棘があります。葉の裏は、白い綿毛で密に被われています。7月から8月ごろ、球形の頭花をだし、鮮やかな青色の筒状花を咲かせます。
  系統・品種と用途

  「るりたまあざみ」は、別名で「うらじろひごたい(裏白平江帯)」とも呼ばれます。原種(Echinops ritro)や「ヴィーチズブルー(Echinops ritro cv. Veitch's Blue)」、「プラチナムブルー(Echinops ritro ssp. ruthenicus cv.Platinum Blue)」などがよく栽培されています。
  栽培のポイント

  「るりたまあざみ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。

気候区分

作業

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温暖地

種まき

植えつけ

花期
(翌年以降)

気候区分

まきどき (春|秋)

開花時期 (春|秋)
寒 地 04/下〜05/下 08/中〜09/下 06/下〜09/中 06/下〜09/中
寒冷地 04/中〜05/中 08/下〜10/上 06/中〜09/上 06/中〜09/上
温暖地 04/上〜05/下 09/上〜10/中 06/上〜08/下 06/上〜08/下
暖 地 03/下〜05/中 09/中〜10/下 05/下〜08/中 05/下〜08/中

ご注意

  発芽温度は18〜25℃、生育温度は5〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

20-22

生育適温

18-24

栽培のポイント

  耐暑性・耐寒性の強い植物です。日当たりと水はけの良い場所が最適です。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-7.5

栽培のポイント

  水はけのよい、ほとんど中性の土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。また深く根が張れるようにしてください。

 


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栽培間隔

0-(1)


栽培のポイント

  多年草ですが、植え続けると生育が不良になってきます。株分けするなどして植え替えた方が賢明です。
  栽培のステップ

  「るりたまあざみ」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。花は株がある程度成長しないと花を咲かせないので、タネまきから2〜3年はかかります。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 連結ポットや育苗箱にタネまき用土を入れ、ばらまきします。覆土はごく薄く2ミリほど掛けます。










(2) 発芽したら間引きをして、本葉が2〜3枚のころに3号ポットに植え替えて育苗します。

植えつけ

(1) 庭植えの場合は、1平方メートルあたり完熟堆肥5kg、苦土石灰100g、有機配合肥料50gなどをすき込みます。




(2) 鉢植えの場合は、赤玉土小粒7に腐葉土3の割合で混ぜたものに緩効性肥料を加えて用土とします。

(3) 本葉が5〜6枚くらいになったら、日当たりと水はけのよい場所に、株間30〜40センチで植えつけます。鉢植えでは、6号ロング鉢に1株が目安です。




生育管理

(1) 秋まきのときは、早めに定植して、霜の降りる前に根が十分張るようにします。














(2) 土の表面が乾いてから、たっぷりと水を与えますが、乾き気味に管理します。

(3) 寒さには強いですが、霜害にあわないように敷わらなどをして冬越しします。

(4) 春先に有機固形肥料を置き肥として施します。徒長するので、窒素分は控えめにしてください。

(5) 草丈がかなり伸びるので、倒伏しないように支柱を立ててください。






(6) 花後には、切り戻しと葉の整理をします。株元の混みあった葉を整理することで風通しを良くし、蒸れを防ぎます。
  おもな病害虫

  「るりたまあざみ」には、特に目立った病害虫の被害はありません。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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