ボリジ (瑠璃苣)





    プロフィール

  ムラサキ科ボラゴ属の一年草または越年草で、学名は Borago officinalis。

  ヨーロッパ中部の地中海沿岸が原産です。今では欧米諸国に帰化しています。高さは30〜60センチくらいになり、淡い緑色の葉や茎は白い毛で被われています。夏に青い星形の花を咲かせます。若葉はハーブティーやサラダに、花は砂糖漬けなどに利用されます。和名では「るりじさ(瑠璃苣)」と呼ばれますが、「コンフリー(Symphytum officinale)」の近縁種です。
  系統・品種と用途

  「ボリジ」の花はふつう青色ですが、白色の品種もあります。若葉をサラダや天ぷら、香りづけに、また乾燥させてハーブティー、花はエディブルフラワーとして料理の飾りにも利用できます。
  栽培のポイント

  「ボリジ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。

気候区分

作業

1

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3

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11

12

温暖地

種まき

植えつけ

収穫

(葉)

(花)


※春まきの収穫時期は、短くなります。


気候区分

まきどき (春|秋)

収穫時期 (葉|花)
寒 地 04/上〜05/中 08/下〜09/下 03/下〜08/中 05/上〜08/中
寒冷地 03/下〜05/上 09/上〜10/上 03/中〜08/上 04/下〜08/上
温暖地 03/中〜04/下 09/中〜10/中 03/上〜07/下 04/中〜07/下
暖 地 03/上〜04/中 09/下〜10/下 02/下〜07/中 04/上〜07/中

ご注意

  発芽温度は10〜25℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。

 


152025

発芽適温

15-20

生育適温

10-20

栽培のポイント

  冷涼な気候を好みます。高温には比較的弱く、25℃を超えると生育が悪化します。

 

pH

5.06.07.0

土壌酸度

6.0-7.5

栽培のポイント

  中性に近い弱アルカリを好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。

 


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作付け間隔

0-(1)


栽培のポイント

  ハーブ類にはあまり連作障害はでませんが、それでも長期間同じ場所で栽培すると障害がでてきます。できるだけ連作を避けることが賢明です。
  栽培のステップ

  「ボリジ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

 

ステップ

内容

種まき・育苗

(1) 連結ポットや3号ポットにタネを2〜3粒、間隔をあけてまきます。覆土は5ミリほどにします。
  本葉が2枚のころまでに、間引いて1本立てにします。










(2) 直まきにする場合は、30センチ間隔に4〜5粒ずつ点まきします。

畑の準備

(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり150gの苦土石灰を施し、よく耕します。




(2) 畝全体には1平方メートルあたり完熟堆肥2kg、有機配合肥料100gを施し、よく耕します。
  そのあと幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。

(3) 鉢植えやプランターなどの用土は、赤玉土小粒6と腐葉土4を混ぜ合わせたものに、有機配合肥料を加えます。

植えつけ

(1) 本葉が5〜6枚くらいに育ったころに植えつけます。




(2) 畝に、株間30センチの間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。
  8〜10号深鉢に1株、65センチのプランターには2株を植えることができます。

追肥
支柱立て

(1) 多湿に弱いので、水やりは土の表面が乾いてからにします。








(2) ほとんど追肥は必要ありません。追肥をするときは少なめに、多肥にすると茎葉ばかりが茂って花が咲きません。

(3) 草丈が伸びると倒れやすいので、支柱を立てるようにします。

収穫

(1) 葉は、かたくならない若葉を収穫します。








(2) 下葉の枯れたものは、蒸れを防ぐために取り除きます。
  おもな病害虫

  「ボリジ」には、よくうどんこ病が発生します。また「アブラムシ」が付くことがあります。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」  イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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