
モナルダ


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プロフィール

シソ科モナルダ属の一年草または多年草で、学名は Manarda sp. (属の総称)。英名は Monarda、 Beebalm。

モナルダ属は、北アメリカに16種ほどが分布しています。高さは20〜90センチになり、葉をつぶすと強い芳香があります。さまざまな花色をもつ園芸品種が作出されています。属名は、はじめて発見し記載した16世紀のスペイン人医師、「ニコラス・モナルデス(Nicholas Monardez)」に因みます。
・左上は、モナルダ・ディディマ
・左下は、モナルダ・フィスツローサ
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系統・品種と用途

園芸用に流通しているモナルダとしては、次のような品種があります。また、交配品種も多数育成されています。
(1) モナルダ・ディディマ: 花色は鮮赤色で、葉っぱの香りが、紅茶のアールグレーに香り付けで用いられる柑橘類のベルガモットオレンジに似ているので、「ベルガモット」とも呼ばれています。
(2) モナルダ・フィスツローサ: 花色はピンク色で、ワイルドベルガモットとも呼ばれます。
(3) モナルダ・キトリオドーラ: 桃色や紫色の花が何段にも咲き、レモンベルガモットとも呼ばれます。
(4) モナルダ・プンクタータ: 花は黄色で苞がピンク色に色づきます。
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栽培のポイント

「モナルダ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。栽培例は、モナルダ・キトリオドーラです。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 9
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 10
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 11
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 開花 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 開花時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
04/中〜06/上 |
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07/下〜10/中 |
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| 寒冷地 |
04/上〜05/下 |
09/上〜10/上 |
07/中〜10/中 |
04/下〜10/中 |
| 温暖地 |
03/下〜05/中 |
09/中〜10/中 |
07/上〜10/下 |
04/中〜10/下 |
| 暖 地 |
03/中〜05/上 |
09/上〜10/中 |
06/下〜10/下 |
04/上〜10/下 |

ご注意
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発芽温度は10〜30℃、生育温度は10〜32℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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15-24
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栽培のポイント
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耐寒性や耐暑性が強いハーブです。ただ真夏の強い直射日光には注意が必要で、葉焼けを起こすことがあります。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.0
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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0
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栽培のポイント
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ハーブ類にはあまり連作障害はでませんが、それでも長期間同じ場所で栽培すると障害がでてきます。できるだけ連作を避けることが賢明です。
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栽培のステップ

「モナルダ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネが細かいので、連結ポットや育苗箱にタネまき用土を入れ、タネをばらまきします。好光性なので覆土はせず、少し抑えるようにします。
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(2) 発芽したら、混み合ったところを間引きます。
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(3) 本葉が3〜4枚になったら、3号ポットに上げて育苗します。
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花壇の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 花壇のときは、1平方メートルあたり2kgの完熟堆肥と30〜50gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。
鉢植えやプランターのときは、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で混ぜ、有機配合肥料を加えたものを用土とします。
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植えつけ
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(1) 3号ポットに根が回るようになったら、定植します。
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(2) 庭植えのときは、30センチほどの株間とします。鉢植えは、6号鉢に1株が目安です。
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水やり・追肥
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(1) 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。春の成長期から開花期までは、特に水切れしないよう十分に与えます。
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(2) 生育状況をみながら、2か月に1回くらい、追肥として有機配合肥料を与えます。
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開花・管理
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(1) 真夏は半日陰に移すか、遮光ネットを利用して、直射日光と乾燥から守るようにします。
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(2) モナルダ・ディディマは、ミカン科のベルガモットオレンジに似ることから「ベルガモット」とも呼ばれ、ハーブティーとして利用されます。
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(3) また花の持ちがよいので、ドライフラワーやポプリにも利用されます。
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(4) モナルダ・ディディマやモナルダ・フィスツローサなどの多年草は、茎や葉が枯れる初冬に、株元で切り戻しをして冬越しさせます。耐寒性はありますが、株もとを敷きわらなどで被っておきます。
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おもな病害虫

「モナルダ」は、うどんこ病や灰色かび病が発生しやすいです。またアブラムシやヨトウムシ、メイガ類の幼虫などの防除にも注意してください。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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