購入苗について


  1.はじめに

  家庭菜園では、苗作りが難しい果菜類の苗も購入することが多いと思います。またタネまきの時期を逃したり、タネまきに失敗して、苗を求めることがあるでしょう。そのほかタネとして流通していない栄養繁殖型の「いちご」や「プチヴェール」なども購入することになります。

  2.購入苗の選び方と扱い方

  まず最初に、苗が定植する適期の半月や1か月前から並ぶようになってきたということが問題になります。いま販売しているのだから、今植えつけても良いだろうと考えるのは危険です。その時期は、寒すぎたり暑すぎたりして、決して苗のためにはならないからです。
  それぞれの苗の選び方と扱い方については、次のようになります。


「いちご」苗
  (1) 栄養繁殖型の「いちご」苗

○最近では種子繁殖型の「いちご」も出てきましたが、まだ栄養繁殖型の「いちご」の苗が主流です。ざまざまな品種があり、そのウイルスフリー苗が販売されています。
○「いちご」の苗は、3月から4月ごろに販売されています。

「プチベール」苗
  (2) 苗でしか販売されていない野菜

○増田採種場の「プチヴェール」や「芽キャベツ」のように、苗でしか販売されていない野菜があります。
○「プチヴェール」や「芽キャベツ」は6月から8月ごろに販売されています。

「レタス」苗

  (3) 葉菜類の苗

○「キャベツ」や「はくさい」、「レタス」など葉菜類の苗も近年増えてきました。
○苗は、病気がなく、花芽ができていないこと、老化や徒長していないことを確認して購入してください。葉の色が黄色みを帯びたものも良くないです。
  適期の半月や1か月前から苗が店頭に並ぶようになってきましたが、すぐに畑に定植せず、適期を待つようにしてください。それでも養生場所がなく、定植する場合には、不織布でベタ掛けするなどして、幼苗を保護してください。

「トマト」苗

「トマト」育苗
  (4) 果菜類の苗

○「トマト」や「なす」、「ピーマン」など果菜類の苗は、近年、品種も増えてきました。
○苗は、病気がなく、茎が太く節間が短いこと、葉が大きく色が濃いことなどを確認して購入してください。
○「トマト」や「なす」、「ピーマン」などは、植付けの適期よりもかなり早く、小さな苗が販売されていることが多いので、一旦3.5〜4号ポットに植え替えて、育苗してください。
○暖かい軒下やベランダで、十分に直射日光を当て、夜は保温しながら、定植に適した大きな苗に育ててください。

「なす」ホットキャップ
  (5) 小苗で定植

○「トマト」や「なす」、「ピーマン」などの苗を育苗する場所がなく、小苗でも定植なければならないときは、苗にホットキャップなどをかけて、十分に保温するようにしてください。
  写真提供: 「ボタニックガーデン」
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