
セロリアック


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プロフィール

セリ科オランダミツバ属の二年草で、学名は Apium graveolens var. rapaceum。
地中海地域が原産です。その地中海地域やヨーロッパ北部、北アフリカ、シベリア、西南アジア、北アメリカで栽培されています。球状の胚軸を利用する根菜類です。わが国へは明治の初期に導入されました。和名では「かぶらみつば(蕪三葉)」、「ねセロリ(根セロリ)」と呼ばれます。
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系統・品種と用途

「セロリアック」は、「セロリ」と同じ野生種から生まれた栽培変種と考えられています。地上部の葉と茎はセロリによく似ていますが、地中の根(胚軸)は肥大してカブ状になります。この根はポテトのような食感とセロリの香りがあります。薄くスライスしてさっと茹で、サラダにしたり、カットしてスープや煮込み料理に利用します。
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栽培のポイント

「セロリアック」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 8
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
 
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
03/下〜05/中 |
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09/下〜11/下 |
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| 寒冷地 |
03/中〜05/上 |
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09/中〜12/上 |
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| 温暖地 |
03/上〜04/下 |
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09/上〜12/中 |
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| 暖 地 |
02/下〜04/中 |
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09/上〜12/下 |
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ご注意
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発芽温度は10〜25℃、生育温度は10〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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15-20
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好むため、風通しのよい場所で栽培し、真夏には寒冷紗などで遮光します。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.0
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栽培のポイント
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中性に近い、弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(3)
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栽培のポイント
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いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「セロリアック」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネは発芽しにくいので、まく前に一昼夜、水に漬けておきます。
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(2) 連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、タネを4〜5粒ずつまきます。好光性のため、覆土はごく薄く、タネがかくれる程度にします。
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(3) 本葉が2〜3枚のころに間引いて1本立ちにして、本葉が7〜8枚になるまで育苗します。
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(4) 育苗中は、温度が13℃を下回らないように注意します。「セロリアック」は13℃以下が1週間続くと花芽分化してしまいます。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の全面に、1平方メートルあたり3〜4kgの完熟堆肥と100〜150gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 本葉が7〜8枚くらいに育ったころ、条間45センチ、株間25〜30センチくらいに植えつけます。風通しを良くするために密植は避けるようにします。
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(2) 移植を嫌うので、根を傷めないように気をつけ、また株元を埋めすぎないようにします。植えつけの後にたっぷりと水を与えます。
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(3) 65センチの深型プランターなら3〜4株が植えられます。
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追肥・管理
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(1) 生育期間が長く、多肥を好むので、2〜3週間ごとに有機配合肥料や液肥を追肥として与えます。
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(2) 暑さに弱く、夏の高温期には株が弱って発病しやすいので、寒冷紗を掛けて涼しく夏越しさせます。
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(3) また生育には、多くの水分を必要としますので、水やりを欠かさないようにします。
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(4) 根が肥大してきたら、根の周りの土を取り除き、根頭部を露出させるようにします。
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収穫
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(1) 根の直径が5センチほどになったら収穫開始です。一般的には10〜15センチで収穫します。
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(2) 寒さが厳しくなったら、ビニールトンネルなどで保温します。
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おもな病害虫

「セロリアック」は、萎黄病や、軟腐病、菌核病、モザイク病などか発生します。アブラムシや、ヨトウムシ、ハモグリバエ、キアゲハ、コナガなどの害虫の防除が欠かせません。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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