
ひゆな


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プロフィール

ヒユ科ヒユ属の一年草で、学名は Amaranthus tricolor spp. mangostanus。
熱帯アメリカや熱帯アジアが原産です。高さは80〜150センチになります。茎は直立し、やや分枝します。メキシコやペルーなどではインカ文明のころから穀物として栽培され、中国南部やインドネシア、東南アジア地域では葉と茎を食べるように栽培されています。別名で「バイアム」とも呼ばれ、これはインドネシア語で「ほうれんそう」を意味します。
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系統・品種と用途

葉は、一部が赤色のものだけでなく、葉が緑色だけのもの、茎も含めて全体が赤色をしているものなど、赤の度合いは様々です。葉の一部が赤色のは「Bayam Loreng」、全体が緑色なのは「Bayam Hijau Samudra」、そして全体が赤色のは「Bayam Merah Abbang」と呼ばれます。
この「ひゆな」はアクが少なく、「ほうれんそう」のような癖がないので、とても食べやすいものです。炒め物や煮物、お浸し、汁の具などに利用できます。
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栽培のポイント

「ひゆな」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 10
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 11
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 温暖地 |
 種まき |
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 収穫時期 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
05/上〜06/下 |
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06/下〜09/下 |
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| 寒冷地 |
04/下〜06/下 |
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06/中〜10/上 |
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| 温暖地 |
04/中〜06/下 |
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06/上〜10/中 |
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| 暖 地 |
04/上〜06/下 |
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05/下〜10/下 |
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ご注意
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発芽温度は15〜30℃、生育温度は15〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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20 25 30
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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25-35
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栽培のポイント
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やや乾燥した高温の環境を好み、寒さは苦手です。日当たりと水はけのよい場所で栽培します。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.5-7.5
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栽培のポイント
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水はけのよい、中性の土壌を好みます。酸性土壌では石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 4 |
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 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

栽培間隔
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2-(3)
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栽培のポイント
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連作障害が出ますので、いちど栽培したところでは、少なくとも2年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ひゆな」を栽培するとき、種まきから開花期までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝全体に、1平方メートルあたり3kgの完熟堆肥と100gほどの有機配合肥料を施し、よく混ぜ込みます。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) ベッド(床)を均し、畝と直角に15〜20センチ間隔で幅2センチ、深さ1センチほどの溝をつけていきます。
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(2) 溝のなかに、1センチくらいの間隔で条まきします。嫌光性のため、タネがかくれるくらい5〜10ミリの覆土をして軽く押さえます。
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(3) 65センチのプランター栽培では、15センチくらいの間隔で2条まきにします。もちろん、ばらまきでも構いません。
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間引き 追肥
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(1) 本葉が1〜2枚のころに、3センチくらいの間隔に間引きます。
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(2) 本葉が4〜5枚のころに、10センチくらいの間隔に間引きます。間引き菜として利用してください。プランターなら2度目の間引はぜず、そのまま育ててもいいかもしれません。
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(3) 2回目の間引きの後に、必要に応じて、条間に有機配合肥料を追肥として施し、土寄せします。ふつうはほとんど必要ありません。
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収穫
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(1) 草丈が20センチ以上になったら収穫します。株ごと引き抜くか、株元から10センチ残して切り取って収穫してください。茎を折ると新たに側枝がでてきます。
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(2) 大きく育てて摘み取り収穫するときは、株間を30センチほどにします。高さが40センチになったら主枝を摘芯して、脇芽の発生を促します。この出た脇芽を10〜15センチほど切って収穫します。
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(3) 気温が10℃を下回ると、急激に生育が衰えます。株を抜き取って栽培終了とします。
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おもな病害虫

「ひゆな」のおもな病害虫は、つぎのようなものです。病害を防ぐには、日当たりの良いところで栽培し、多湿を避けるようにしてください。
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病害虫名
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症状
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対策
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ヨトウムシ類
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昼間は株もとなどに潜み、夜に葉を食害します。
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探し出して駆除します。
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立ち枯れ病
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根や地際部が、病原菌に侵されて生育が悪くなり、やがて立ち枯れます。
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薬剤による防除ができないので、発生した株は抜き取って焼却処分にします。
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ウイルス病
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モザイクウイルスが主な病原体で、新しい葉に、モザイク模様や糸葉症状がでます。
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薬剤では治療することができないので、株を抜き取り、焼却処分します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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