
かいらん(芥藍)


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プロフィール

アブラナ科アブラナ属の一年草または二年草で、学名は Brassica oleracea var. alboglabra。

地中海沿岸が原産で、中国に伝わってから、中国の気候風土に合わせて改良された野菜だと言われています。わが国へは古い時代に渡来しましたが、1980年前後に再導入されています。茎は直立し、高さは1メートルほどになります。葉は卵形から広楕円形で、ケールに似ています。春から秋にかけて、茎頂に総状花序をだし、白色の4弁花を咲かせます。中国南部から台湾、東南アジアで夏野菜として広く栽培されています。
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系統・品種と用途

品種の分化はほとんどありません。とう立ちしやすく、若い葉と伸びてきた花茎を、炒め物や煮物などで利用します。主に広東料理の食材です。耐暑性があることから夏野菜としても利用できます。
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栽培のポイント

「かいらん」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 10
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 11
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 温暖地 |
 種まき |
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 収穫 |
 
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
05/上〜09/上 |
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06/中〜10/中 |
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| 寒冷地 |
04/下〜09/中 |
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06/上〜10/下 |
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| 温暖地 |
04/中〜09/下 |
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05/下〜11/上 |
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| 暖 地 |
04/上〜10/上 |
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05/中〜11/中 |
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ご注意
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発芽温度は15〜30℃、生育温度は10〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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20-25
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生育適温
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15-25
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栽培のポイント
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.0-6.5
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栽培のポイント
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ほとんど中性に近い土壌を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「かいらん」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり120gの苦土石灰を施し、よく耕しておきます。
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(2) 元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと、有機配合肥料80gをよくすき混み、幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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種まき
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(1) 畝の表面の土を砕きながら均し、畝と直角に20cmくらいの間隔で蒔き溝をつけます。(雁木蒔き)
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(2) マルチを掛けるときは、15cm間隔の穴あきマルチを使用します。春や秋は黒マルチでいいですが、夏季は白マルチを使うようにします。
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(3) 蒔き溝のときは1〜2cm間隔で、穴あきマルチのときは1か所に4〜5粒のタネを蒔きます。
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間引き 追肥
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(1) 本葉が2〜3枚のころ、5〜6cm間隔に間引きます。穴あきマルチのときは3株くらいに間引きます。
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(2) 本葉が5〜6枚のころ、10〜15cm間隔に間引きます。マルチのときは1〜2株に間引きます。生育状況に応じて、追肥を施します。また花茎が伸ばし始めたころからの乾燥は禁物で、潅水を怠らないようにします。
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収穫
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(1) 薹が伸びてきて、1〜2個の花が咲いたころが収穫適期です。花茎の太くて柔らかいものだけを収穫して、細いものは切り戻します。
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(2) 抜き取って収穫するのが一般的ですが、根元の葉を3〜4枚残して収穫するようにすると、後から脇芽が出てきて、長く収穫することができます。
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(3) 摘み取り収穫の時は、草勢を回復させるために、液肥を施すようにします。
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おもな病害虫

「かいらん」には、コナガの幼虫やテントウムシダマシが大敵です。アブラムシやアオムシ、ヨトウムシなどにも注意が必要です。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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