
きくいも(菊芋)


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プロフィール

キク科ヒマワリ属の多年草で、学名は Helianthus tuberosus。

アメリカ中部のグレートプレーンズ(Great Plaines)が原産です。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。塊茎にはイヌリンが含まれるため、果糖やアルコールの原料、家畜の飼料として世界各地で栽培されています。わが国では現在、ほとんど栽培されていません。高さは1.5〜3メートルになり、9月から10月ごろ、黄色い花を咲かせます。
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系統・品種と用途

一般的には塊茎の表面が白い「白キクイモ」が栽培されていますが、赤紫色をした「赤キクイモ」もあります。「赤キクイモ」には、「白キクイモ」に比べてイヌリンが豊富に含まれているそうです。
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栽培のポイント

「きくいも」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、記載されている内容をよく確認してください。
「きくいも」のレシピとしては、サラダやスープ、甘酢漬け、炒め物、煮込み料理などがあります。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 11
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 12
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 温暖地 |
 植えつけ |
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 収穫 |
  
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 気候区分
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 植えどき
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 収穫時期
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| 寒 地 |
04/下〜05/下 |
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10/下〜12/中 |
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| 寒冷地 |
04/下〜05/下 |
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10/下〜12/下 |
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| 温暖地 |
04/中〜05/中 |
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11/上〜03/中 |
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| 暖 地 |
04/上〜05/上 |
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11/上〜03/上 |
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ご注意
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萌芽温度は15〜25℃、生育温度は5〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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萌芽適温
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15-20
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生育適温
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10-25
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栽培のポイント
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やや冷涼な気候を好み、過湿を嫌います。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.0
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栽培のポイント
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ほとんど中性に近い土壌を好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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2-(3)
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栽培のポイント
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連作障害がでやすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも2〜3年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「きくいも」を栽培するとき、植えつけから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕しておきます。
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(2) 元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥2kgと、有機配合肥料100gをよくすき混み、幅90センチ、高さ20センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) タネ芋は重さ20gほどに切り分け、株間50〜60センチに植えつけます。深さは10センチほどです。
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(2) 野菜用コンテナなら、栽培用土を入れ、株間20センチほどに植付けて、10センチほどの覆土を掛けます。
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管理・追肥
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(1) ふつう植付けから2〜3週間で、芽が出てきます。
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(2) 塊茎から多くの芽が出てきたときは、芽かきをして、2〜3本に整理します。
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(3) どんな土でもよく育ちますが、過湿を嫌うため、やや乾燥気味に管理します。
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(4) 草丈が2〜3メートルにも伸びて倒れやすくなるので、土寄せをして、1.5メートルほどの支柱を立てます。また、草丈が支柱の高さを超えたころに、茎の先端を摘心します。
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収穫
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(1) 10月ごろになると、「ひまわり」のような花が咲くようになります。
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(2) 茎葉が枯れてきたら、地際から刈り取って、地面の塊茎を収穫します。掘り上げた塊茎は、新聞などに包んで冷蔵庫で保管します。掘り上げた塊茎は萎びやすいので、必要なだけを収穫するようにします。
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(3) 「きくいも」は外来生物法で要注意外来生物に指定されています。繁殖力がとても強く、掘り残した芋も芽を出して、野生化して蔓延ります。従って、塊茎はすべて掘り上げ、ほ場に残さないことが大切です。
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おもな病害虫

「きくいも」のおもな病気としては、「うどんこ病」があります。摘葉したりなどして、風通しを良くするようにしておきます。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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