
きんしうり(金糸瓜)


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プロフィール

ウリ科カボチャ属の一年草で、学名は Cucurbita pepo。

おそらくはメキシコから中央アメリカが原産です。「ペポかぼちゃ」の一種で、わが国へは明治時代に渡来しました。茎は蔓性で60〜90センチ幅に伸びます。葉は掌状に3〜5裂し、はっきりした鋸歯があります。果実は樽形で、夏から秋に熟します。調理して果肉を果実から取り出すと、スパゲティのような飾り紐状、あるいはより紐状になります。別名で「そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

「きんしうり」は、茹でると素麺状になる「かぼちゃ」の総称で、特定の品種名というよりは、その特徴を表す名前として使われています。
「きんしうり」は、輪切りにしてタネとワタを取り除き、沸騰したお湯で15〜20分ほど茹で、冷水にとって手でほぐします。これをサラダや三杯酢などで食べます。
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栽培のポイント

「きんしうり」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
05/上〜06/上 |
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08/中〜09/下 |
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| 寒冷地 |
04/中〜05/下 |
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08/上〜09/中 |
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| 温暖地 |
04/上〜05/下 |
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07/中〜09/中 |
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| 暖 地 |
03/下〜05/中 |
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07/上〜09/上 |
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ご注意
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発芽温度は15〜35℃、生育温度は10〜40℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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25-30
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生育適温
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20-30
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栽培のポイント
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比較的高温を好みますが、ウリ科の中では低温にもある程度耐性があります。ただ多湿を嫌うので、水はけをよくすることが大切です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-6.5
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栽培のポイント
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中性に近い弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 5 |
 6 |
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 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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0-(1)
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栽培のポイント
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ウリ科ではめずらしく連作障害のでにくい野菜です。それでも念のため、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないほうが無難です。
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栽培のステップ

「きんしうり」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 3〜3.5号ポットに1〜2粒ずつまきます。覆土は1〜2センチくらいです。
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(2) 本葉が1〜2枚になったころ、1本立ちに間引きます。
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(3) 本葉が4〜5枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の全体に、1平方メートルあたり3kgの完熟堆肥と100gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。そのあと幅90センチ、高さ10センチとほどの畝を立てます。生育が旺盛なので、他のカボチャ類より元肥を控えめにして「つるボケ」を防ぎます。
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植えつけ
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(1) 遅霜の心配がなくなり、本葉が4〜5枚くらいに育ったころに植えつけます。
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(2) 畝に、株間50〜60センチの間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。10号深鉢には1株、65センチの深プランターに2株を植えることができます。
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(3) 葉の裏に泥はねするのを防ぐため、株もとに敷きわらやマルチングをします。
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摘芯・追肥
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(1) 親蔓1本と子蔓2本の3本仕立てとします。蔓の間隔が均等になるように配置して、以後は放任にします。
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(2) 着果した果実がこぶし大になったころに、必要に応じて、有機配合肥料を追肥します。
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収穫
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(1) 開花後35〜45日ほどが経過し、果実が灰白色から黄色に変わったころが収穫の適期です。果実は、黄色の俵型で、20センチ前後になります。
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(2) ふつうは冷蔵庫で数日から1週間程度保存しますが、乾燥保存を行うことで、「きんしうり」の水分が抜け、長期保存も可能になります。
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おもな病害虫

「きんしうり」には比較的病害虫が少ないですが、アブラムシ類やウリハムシがついたり、うどんこ病やべと病が発生したりします。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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