
モロヘイヤ(台湾綱麻)


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プロフィール

シナノキ科ツナソ属の一年草で、学名は Corchorus olitorius。
インドの西部かアフリカが原産だと言われています。古くから乾燥した地域で栽培されてきました。茎は丸くて直立し、高さは2〜3メートルほどになります。葉は長楕円形で、縁には細かい鋸歯があります。「モロヘイヤ(Mulukhiyya)」の名前は、エジプト語で王家の野菜という意味だそうです。和名では「たいわんつなそ(台湾綱麻)」あるいは「しまつなそ(縞綱麻)」と呼ばれます。
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系統・品種と用途

「モロヘイヤ」は、わが国でも80年代に、緑黄色野菜として導入されました。カルシウムやビタミンB1・B2が豊富で健康野菜として注目されています。くせのない味で、刻むとぬめりが出ます。
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栽培のポイント

「モロヘイヤ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
05/中〜06/上 |
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07/下〜10/上 |
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| 寒冷地 |
05/上〜06/中 |
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07/中〜10/上 |
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| 温暖地 |
04/下〜06/下 |
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07/上〜10/下 |
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| 暖 地 |
04/中〜07/上 |
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06/下〜10/下 |
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ご注意
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発芽温度は15〜35℃、生育温度は15〜35℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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25-35
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生育適温
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25-30
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栽培のポイント
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極めて高温や乾燥に強いので、気温が十分に上がってから栽培します。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-6.5
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栽培のポイント
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中性に近い、弱酸性を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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0
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栽培のポイント
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連作障害が発生しないので、連作が可能です。
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栽培のステップ

「モロヘイヤ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) タネは発芽しにくいので、まく前にぬるま湯などに2日ほど漬けておきます。
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(2) 3号ポットにタネまき用土を入れ、5〜6粒ずつまきます。タネが小さいので、隠れるくらい薄く覆土をします。気温が低いと発芽しません。
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(3) 本葉がでてきたら間引いて3本立ちに、本葉が3〜4枚のころに1本立ちにします。
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(4) 草丈が15センチくらいになるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100〜150gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の全面に、1平方メートルあたり2〜5kgの完熟堆肥と80gほどの有機配合肥料を施し、よく耕します。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 高さが15センチくらいになったころ、条間45センチ、株間30〜40センチに植えつけます。
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(2) 低温には弱いので、気温が高くないときはポリフィルムでマルチングしておきます。
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摘芯 追肥
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(1) 定植後3週間目くらいから、半月に1回の割合で、有機配合肥料などを追肥として与えます。
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(2) 風の強いところでは支柱を立て、乾燥を防ぐために敷きわらをします。
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(3) 側枝をのばすために、高さが40センチくらいになったころに摘芯します。
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収穫
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(1) 高さが40〜50センチくらいになったら、枝先を摘み取ってつぎつぎと収穫します。
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(2) 短日植物で、秋になると花が咲きます。花が咲き始めると、葉の品質が著しく落ちてきます。
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(3) 果実やタネには、強心作用のあるストロファンチジンという成分が含まれ有毒です。間違って食べたりしないように注意してください。
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おもな病害虫

「モロヘイヤ」には、ほとんど病害虫がありませんが、ときおりハダニがつくことがあります。
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「モロヘイヤ」のQ&A

Q1:「モロヘイヤ」の花が咲きました。
A1:「モロヘイヤ」の花が咲くのは、低温と短日が原因です。早春にまいて10℃以下の低温にあうと、苗が小さいうちに花芽分化してしまうことがあります。また、8月になって日が短くなってくると、芽先に花芽がついてしまいます。花芽がつくと葉はかたくなり、食味も悪くなります。「モロヘイヤ」の花、実、種子、茎には有害物質が含まれているので食べないようにします。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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