
ローゼル


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プロフィール

アオイ科フヨウ属の一年草または多年草で、学名は Hibiscus sabdariffa。
インドからマレーシアが原産ですが、早い時代にアフリカに導入されました。現在では熱帯・亜熱帯地域で広く栽培され、また帰化もしています。茎はふつう赤みを帯び、高さは2〜3メートルになります。葉は楕円形で3深裂し、互生します。短日植物で、9月から11月ごろ、葉腋にクリーム色の花を咲かせます。花弁の基部は暗赤色です。萼片は暗赤色で肥厚し、これが食用となります。花が咲いて果実が十分に大きくなるには12℃前後の気温が必要なので、寒地・寒冷地での露地栽培は難しいです。
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系統・品種と用途

花後にできる肥厚した暗赤色の萼片を食用にします。ジャムや西洋料理のソース、ハイビスカスティーなどに利用されます。また葉はサラダやカレー、煮込み料理にも利用されます。
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栽培のポイント

「ローゼル」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
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| 寒冷地 |
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| 温暖地 |
04/中〜05/中 |
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10/中〜11/下 |
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| 暖 地 |
04/上〜05/上 |
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10/上〜12/上 |
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ご注意
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発芽温度は15〜30℃、生育温度は5〜43℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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20-30
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生育適温
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20-30
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栽培のポイント
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高温性のため、できるだけ保温や加温して発芽・育苗します。植えつけは、暖かくなってから行うことがポイントです。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-7.0
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栽培のポイント
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強い酸性に弱いので、酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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2-(3)
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栽培のポイント
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連作するとフザリウムによる立ち枯れ病が出やすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも2年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ローゼル」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 3号ポットにタネまき用土を入れ、タネを2〜3粒を間隔をあけてまきます。覆土は1センチくらいです。寒さに弱いので、20℃程度になるように保温します。
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(2) 本葉が2枚のころ、間引いて2本立てにします。夜間の気温が15℃以下にならないように保温してください。
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(3) 本葉が3〜4枚のころ、1本立てにします。そのあと本葉が5〜6枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり150gの苦土石灰を施し、よく耕します。
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(2) 畝の全面に、1平方メートルあたり2〜3kgの完熟堆肥と100gの有機配合肥料を施し、よく耕します。幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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(3) 十分に潅水し、できれば黒色ポリフィルムでマルチングしておきます。
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植えつけ
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(1) 本葉が5〜6枚くらいに育ったころに植えつけます。
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(2) 2条植えの場合、条間50〜60センチ、株間60〜90センチに、マルチをかみそりで十文字に切れ目を入れ、植え穴をあけて、ちどりに苗を植えつけます。8〜10号鉢に1株、65センチの深型プランターなら2株が植えられます。
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(3) 植えつけの後にたっぷりと水を与えます。
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追肥・摘葉
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(1) 植えつけ後3週間ごろから、1か月に1回の割合で、必要に応じて有機配合肥料を追肥として与えます。
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(2) 葉が混み合って、風通しが悪くなってきたら、整枝します。この剪定がイヤならば、株間90センチ以上の1条植えにします。
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(3) 夏にはあまり乾燥させないように水やりをします。
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収穫
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(1) 開花からおよそ1か月で収穫適期となります。この時期になると、果実の萼が成熟して、下の葉が落ち始める前に赤紫色がかった色に変わります。
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(2) 果実は果梗のあたりからハサミで切り取って収穫します。
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おもな病害虫

「ローゼル」は、風通しが悪くなると灰色かび病がでたり、春先にはアブラムシ、夏に乾燥させるとハダニが発生します。
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「ローゼル」のQ&A

Q1:「ローゼル」は寒冷地では栽培できませんか。
A1:「ローゼル」は高温性かつ短日植物なので、寒冷地で露地植えにすると、開花する前に枯死してしまいます。栽培するには野菜用の深鉢や深型プランターに植付け、最低気温が10℃を下回ったら、日当たりのある屋内に入れることが必要です。(確実に開花させるには、早めに短日処理をすることも必要です。)

  

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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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