
サンチュ(搔き苣)


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プロフィール

キク科アキノノゲシ属の一年草または越年草で、学名は Lactuca sativa var. angustana。

おそらくは中国が原産です。高さは60〜100センチになります。わが国には古い時代に渡来しました。茎は太く、葉は披針形で互生します。葉にはわずかに甘い香りがあり、サラダや焼き肉に利用されます。茎もまた、生食用や調理して利用されます。葉や茎は、成長すると苦くなります。茎を細く裂いて乾物としたものは、山クラゲと呼ばれ、炒め物、や和え物、煮物または漬物などに利用されます。
この「サンチュ」というのは韓国の呼び名です。和名では「かきちしゃ(搔き苣)」、「くきちしゃ(茎苣)」、「ステムレタス」と呼ばれます。ちなみに「ちしゃ(苣)」とは「乳草」に由来します。

写真左中は、「カルビーレッド」、
左下は、「セルタス(丸種)」。
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系統・品種と用途

品種はあまり分化していなく「青葉チマサンチュ」「赤葉チマサンチュ」(タキイ種苗)、「チマ・サンチュ」「赤葉チマ・サンチュ」(サカタのタネ)、「アオチマ」「アカチマ」(トキタ種苗)、「グリーンノート(丸種)」などがあります。
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栽培のポイント

「サンチュ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 2
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 3
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 4
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 5
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 6
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 7
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 8
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
    
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
03/上〜05/中 |
08/上〜08/中 |
06/上〜07/下 |
10/中〜11/上 |
| 寒冷地 |
03/上〜05/中 |
08/上〜08/中 |
05/下〜07/下 |
10/中〜11/下 |
| 温暖地 |
02/下〜03/中 |
08/上〜09/下 |
05/中〜06/上 |
09/下〜01/下 |
| 暖 地 |
02/下〜03/中 |
08/上〜09/下 |
05/中〜06/上 |
09/下〜02/下 |

ご注意
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発芽温度は4〜25℃、生育温度は5〜25℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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15-20
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生育適温
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15-20
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好みますが、寒さにはやや弱く、冬越しには霜よけが必要です。また暑さにはやや弱く、病虫害が多いので、真夏の栽培は避けた方が賢明です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.0
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栽培のポイント
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ほとんど中性に近い土壌を好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(3)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「サンチュ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき
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(1) 連結ポットや3号ポットにタネまき用土を入れ、4〜5粒ずつまきます。覆土はごく薄く、タネが隠れるくらいに掛けます。
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(2) 本葉が1〜2枚のころ、間引いて1本立ちにします。
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(3) 本葉が4〜5枚になるまで、育苗します。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100〜120gの苦土石灰を施し、よく耕しておきます。
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(2) 元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥2〜3kgと、有機配合肥料100〜120gをよくすき混み、幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ 管理
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(1) 本葉が4〜5枚になったころ、20〜25センチ間隔に植えつけます。
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(2) 植えつけ後2〜3週間たったら、必要に応じて、株間に有機配合肥料を追肥として与えます。
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(3) 土壌の適湿を保って、順調な生育を促すようにします。
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収穫
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(1) 草丈が20センチくらいになったら、外側の大きな葉を選び、葉の付け根部分から摘み取るかハサミで切り取ります。
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(2) 中央の若い葉を5〜6枚以上残すと、長期間繰り返し収穫できます。
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おもな病害虫

「サンチュ」は、水はけがよくなかったり通風が悪かったりすると病気が発生します。またアブラムシなどの害虫にも注意が必要です。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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