
たいわんわけぎ(台湾分葱)


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プロフィール

ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium x wakegi。

「たいわんわけぎ」は「わけぎ」の南方系と考えられるものです。台湾およびわが国の沖縄県で栽培されています。特徴としては、冬季も成長を続け、本土系の「わけぎ」に比べて結球態勢への移行が早いことです。ただその種球は、台湾以外で育てると充実が悪く、不安定な休眠状態に留まり、貯蔵性に劣るということがあります。そのため、乾季のない沖縄県では種球生産が安定せず、台湾から種球を輸入しています。
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系統・品種と用途

「たいわんわけぎ」は、台湾大葉、珠葱、台湾小葉の3品種群に分かれるそうです。わが国では、別名で「はつかねぎ(二十日葱)」や「はつかわけぎ(二十日分葱)」とも呼んでいます。
味噌汁の具や薬味、ぬた、炒め物などに利用されますが、沖縄料理などでも重宝されます。
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栽培のポイント

「たいわんわけぎ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。ふつうの「わけぎ」とは異なり、夏季に休眠しにくいという特徴があります。ほとんど通年での栽培が可能です。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 温暖地 |
 植えつけ |
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 収穫 |
 
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 気候区分
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 植えどき
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 収穫時期
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| 寒 地 |
05/上〜09/下 |
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06/上〜10/下 |
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| 寒冷地 |
04/中〜10/中 |
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05/中〜11/中 |
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| 温暖地 |
04/上〜10/下 |
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05/上〜11/下 |
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| 暖 地 |
03/上〜11/上 |
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04/上〜12/上 |
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ご注意
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萌芽温度は15〜30℃、生育温度は5〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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萌芽適温
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15-30
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生育適温
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15-25
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栽培のポイント
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遅霜の心配がなくなった時期に植えつけます。植えつけ後1か月くらいで収穫できます。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.0
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栽培のポイント
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ほとんど中性に近い土壌を好みます。酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 3 |
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 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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1-(2)
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栽培のポイント
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連作障害がでますので、いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「たいわんわけぎ」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕しておきます。
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(2) 元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥2kgと、有機配合肥料100gをよくすき混み、幅90センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 株間15cmほどに植え穴をあけ、種球を2〜3個ずつ、植えつけます。葉先が少し出るくらいの深さです。
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(2) 深植えし過ぎると萌芽が遅れて成長が悪くなります。
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(3) 65センチのプランターなら20個くらいの種球を植えることができます。
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管理
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(1) 表土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
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収穫
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(1) 高さが20〜30cmほどに成長したら、収穫のタイミングです。抜き取って収穫するか、株元から地上3〜5cmほどを残して、葉を刈り取って収穫します。
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(2) 刈り取り収穫をしたときは、潅水をかねて液肥を施し、株間に有機配合肥料を追肥しておきます。こうすると3〜4日で新芽が伸び始め、繰り返し数回、収穫できます。
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冬越し
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(1) 霜が降りるようになると、成長が止まります。
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(2) 春になってくると、再び萌芽します。成長に応じて、有機配合肥料を追肥として与えます。
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(3) 収穫は秋と同じようにできますが、その後、葉が倒れて枯れ、休眠します。本土系の「わけぎ」のように種球はできないので、栽培終了となります。
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おもな病害虫

おもな病気としては、黒斑病やべと病、葉枯病、さび病などがあります。また ネギアザミウマやネギアブラムシ、ネギコガなどの害虫の被害もあります。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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