
ゆうがお(夕顔)


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プロフィール

ウリ科ユウガオ属の一年草で、学名は Lagenaria siceraria var. hispida。
北アフリカが原産です。わが国へは平安時代に中国から渡来しました。長さ20メートルにもなる蔓を伸ばし、7月から8月ごろ、白色の花を咲かせます。夕方に開いて翌日の午前中には凋みます。果実はうり状果で、長さ60〜90センチになります。現在では栃木県南部が主産地となっています。
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系統・品種と用途

「ゆうがお」は、未熟果を煮物や漬け物にするほか、干瓢(かんぴょう)の原料にもなります。品種としては、在来種のほかに、栃木県農試で育成されたものがあります。
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栽培のポイント

「ゆうがお」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、タネ袋に記載されている内容をよく確認してください。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 9
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 10
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 11
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 12
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 温暖地 |
 種まき |
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 植えつけ |
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 収穫 |
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 気候区分
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 まきどき (春|秋)
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 収穫時期 (春|秋)
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| 寒 地 |
04/中〜05/下 |
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08/上〜09/下 |
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| 寒冷地 |
04/上〜05/下 |
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07/下〜09/下 |
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| 温暖地 |
03/下〜05/下 |
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07/中〜09/中 |
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| 暖 地 |
03/中〜05/下 |
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07/上〜09/中 |
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ご注意
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発芽温度は15〜40℃、生育温度は15℃以上なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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15 20 25
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発芽適温
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30-35
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生育適温
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25-30
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栽培のポイント
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高温性のため、できるだけ保温や加温して発芽・育苗します。植えつけは、暖かくなってから行うことがポイントです。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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6.0-7.5
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栽培のポイント
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酸性には弱いので、酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
 2 |
 3 |
 4 |
 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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3-(5)
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栽培のポイント
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連作すると蔓割れ病や線虫による障害が出やすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも3年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「ゆうがお」を栽培するとき、種まきから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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種まき・育苗
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(1) 育苗箱に条間10センチ、株間2センチほどの間隔で条まきします。覆土は1センチくらいです。寒さに弱いので、20℃程度になるように保温します。
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(2) 本葉が1枚のころ、3〜4号ポットに移植します。夜間の気温が18℃以下にならないように保温してください。
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(3) 本葉が3〜4枚になるまで育苗します。
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畑の準備
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(1) 強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり苦土石灰100gを施し、よく耕します。
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(2) 畝の全体に、元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥3kgと有機配合肥料80gを入れてよく耕します。そのあと幅90〜120センチ、高さ10センチほどの畝を立てます。
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植えつけ
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(1) 遅霜の心配がなくなり、本葉が3〜4枚くらいに育ったころに植えつけます。
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(2) 畝に、株間80センチ以上の間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。10号深鉢には1株、65センチの深プランターに2株を植えることができます。
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整枝・追肥
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(1) 親蔓は5〜6節で摘芯し、勢いのよい子蔓を3〜4本伸ばします。子蔓は摘芯しないで伸ばし、小蔓に着果するまで孫蔓は摘み取ります。着果後の孫蔓は放任します。
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(2) 蔓が伸び、這いはじめたら敷きわらをします。
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(3) 果実がピンポン玉くらいになったころ、有機配合肥料を畝の通路側に追肥として施し、土寄せします。また育ち具合をみて、半月後にもう1回追肥します。
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収穫
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(1) ふつうには着果率が10%未満と低いので、開花期になったら、早朝から午前10時ごろまでのあいだに、雄花をとって雌花に受粉させます。
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(2) 果実の肥大期は、水分を必要とするので、乾燥しないように潅水します。
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(3) 品種によっても異なりますが、果実が40センチくらいになったころに収穫します。
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おもな病害虫

「ゆうがお」には比較的病害虫が少ないですが、アブラムシ類がついたり、炭疽病が発生したりします。とくに、連作したりすると線虫などが発生します。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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